■しなやかなしたたかさ。
僕の職場は、圧倒的に女子が多かったりします。 それで今日みんなで話してたら、 「ほら、よく言うじゃない。生理は伝染るって。」 なんて言われたわけです。 ・・・。 ・・・。 ああ、僕38歳男子。 この歳で初潮迎えるかもしれません。 お腹痛くなったりして大変になるかもしれません。 薄型で多い日も安心するかもしれません。 厚型のほうが多い日は安心するかもしれません。 (しつこい) なんてことを言ったら、きっと訴えられたかもしれません。 (最高裁までいったかもしれません。人生の曲がり角だった瞬間。) ■ボインマン。 カッコ悪いので隠しておこうと思っていたんですが、 足を捻挫してたりします、僕。 急いで階段駆け下りたら、 足が全然ついてきませんでした。 「気ばかり若い」とはこのことか。 足はちょっと叱っておこうと思ったのですが、たいへん痛いので優しくしたりしてるわけです。 早く良くなってね、足。 (38歳になると、自分の足と会話が出来るようになります。若い皆さんは、早く歳を取ると良いよ。) それでやっぱり年齢を考えたりするわけです。 ちょっとまとまった時間があったら、自分をゆっくり捜したいなあなんて思ったり。 もう38歳だから、捜すような自分はもう無いなあなんて思ったり。 明日はどっちだろ? (きっとどっちでもない) ■哀愁セレナーデ(セレナーデってなに?) 夜の登戸は男の香り。 なんでこんなにも腋臭の香りでいっぱいなのか。 きっと男らしい人が集まりやすい地区なんだと思う。 この強い香りの何パーセントかが、僕の体から出ているのかと思うと ちょっと他の人に申し訳なく感じる秋の日。 ほんとはそんなこと1パーセントも感じていない秋の日。 ■林檎の殺人事件。 昔の自分を思うと恥ずかしいです。 でもそれが若さってことだと思います。 未来の自分を思うと不安です。 でもそれが老いってことだと思います。 それで今の自分はどうかというと、 見ないようにしています。 今の自分を否定や悲観したら大変でしょ? (別名、現実逃避とも言います。) なので、職場の人の 「ぶくさんの存在は良いけど、自分はぶくさんみたいになるのは嫌だなあ」 という発言はまったく如何なものかと思います。 それは冗談でも言っちゃダメ。 たとえ嘘でも言っちゃダメ。 本当にそう思ってても言っちゃダメ。 それから仕事がたいへん忙しい最中の僕に、 「今度生まれ変わったら、空を飛ぶものになりたいんです。」 なんてことも言っちゃダメ。 仕事しろってこと。 場の空気を読みましょうってこと。 (ここの職場はたいへんピンチと思いましたって話) (上記原稿は原文にほぼ忠実ですが、紙面の構成上、一部抜粋して発行) *原文は以下のアドレスへ* plaza.rakuten.co.jp/dadamore/ 2006年11月24日号(vol.135)掲載
by tocotoco_ny
| 2006-11-23 03:23
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