■バッシリー。
僕のような、中年であるがゆえのポッチャリ系な人々は、 痩せてるひとに対して 「この余った肉を分けてあげたい」 なんてことを結構言ったりします。 ワンシーズンに一回は言うと思う。 それに対して痩せてる人々は、 「いくら食べても太らない。もう少し太りたい。」 なんて、新弟子検査前のお相撲さんみたいなことを言ったりします。 それで、僕らが住んでるこの世界は、 「需要と供給」で成り立ってます。 考えてみれば、 「太りたい人」と「肉を分けてあげたい人」というのは、 「需要と供給」の関係が成り立っているんじゃないかと。 成り立っているんじゃないかと。 いるんじゃないかと。 ま、ちょっと覚悟はしておけ。 (とてもわかりにくいけど、わかる人だけわかれば良いと思う。でも僕自身、よくわからない。) ■すぐ使う、割れ物。 転ぶ。 何年振りかで転ぶ。 飲めない。 明らかにお酒が飲めない。 見えない。 間違いなく目が霞む。 ガッカリ。 結構ガッカリ。 冬のあとに春が来るように、 明けない夜はないように、 人には必ず老いがやってきます。(使い方がちょっと違ってるように思います。) 老いは、ゆっくり確実にやってくるものなんでしょうが、 気がつくのは、案外突然だったりするのでちょっとビックリしたりするわけです。 なので、 必要なのかなと。 予行練習みたいなのが必要なんじゃないかと、考える今日この頃。 63歳でうんこ漏らしたら、それは60年ぶりなことになるので、 大変ガッカリするんじゃないということ。 それなら今、39歳で一回うんこ漏らしてみたらどうだろうってこと。 今やっておけば、63歳のとき漏らしても24年振りってことで、 ちょっと気が楽なんじゃなかってこと。 60年振りと24年振りは、だいぶ違ってきませんかってこと。 ・・・。 なんてこと考えたんですが、どうも納得できない。 グッドアイデアとは思えない。 63歳になって 「ああ、39歳のときにうんこ漏らしておいて良かったなあ」 って思うかもしれないですが、39歳今の僕はなんだか出来なかったりするわけです。 したらなにか大事なものを失ってしまいそうだし。 娘は来年から幼稚園だし。 将来の僕を優先するべきか 今の自分を大切にするべきか。 ハムレットな気分(ハムレット知らないけど) とにかく、 そういう大事な判断をしながら、 人間って人生を歩んでいくのだと思う。 だからどうしたって話。 (上記原稿は原文にほぼ忠実ですが、紙面の構成上、一部抜粋して発行) *原文は以下のアドレスへ* plaza.rakuten.co.jp/dadamore/ 2007年8月17日号(vol.150)掲載
by tocotoco_ny
| 2007-08-13 13:36
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