■ゴージャス・デラックス。
職場人たちが、 「おしぼりで顔を拭く人は許せない」 なんて言うわけです。 それは困ったなと。 それは大変な事態になったと思ったわけです。 僕、40歳だからね。 立派な中年だからね。 顔どころじゃないってこと。 首も拭くしね。 首の後ろだって拭くしね。 首は前と後ろ合わせて首だからね。 許されるなら脇だって拭きたいしね。 首と脇は親戚みたいなものだからね。 法律で規制されてないなら、背中とかも拭きたいしね。 首と脇と背中は、国境のない世界みたいなものだからね。 ちょっとした世界平和みたいなものだからね。 おしぼりは、繊維がつぶれるまで拭き倒すのが基本だろうって話。 そういう魅力を、おしぼりは持っているって話。 おしぼり、万歳。 ビバ、おしぼり! まあ、どうでも良い話。 いつだってどうでも良い話。 ■移り気なあなたに。 仕事がどうにもこうにもなわけです。 僕の生き方が、どうにもこうにもだからなのかと思います。 原油価格もどうにもこうにもです。 エコと言われても、どうにもこうにもですし、日記更新したところでどうにもこうにもです。 漠然と、どうにもこうにもな感じの日々。 みんな、ごめん。 ごめんは嘘。 嘘ついてごめん。 どうにもこうにもです。 どうにもこうにもなんです。 ああ、人生って素晴らしい。 なんて考えながら、じっと手をみます。 ■やり直しレビュー。 汗とか油とか、人として大事ななにかとかが流れ出る夏。 ああ、夏。 ■柏手。 四歳の娘は、絵本が好きだったりします。 四十歳僕が、絵本を読む係だったりします。 ちょっと体がシンドイとき、読むのが案外大変だったりするので、絵本作家の人達には、「文字数を少なくしてください」と言いたい。 少しだけ強めに言っておきたい。 いっそのこと、 五七五で収めてみたら如何か。 どんなに長くても、 五七五七七くらいで収めてみたら如何だろうと思います。 日本の心。 日本の文化。 僕の体調。 そんなことも考慮しつつ、絵本作家の人達は仕事してみたらどうだろうと思うわけです。 特にオチもなくの話。 いつだってオチなんかない話。 *原文は以下のアドレスへ* plaza.rakuten.co.jp/dadamore/ 2008年8月15日号(vol.172)掲載
by tocotoco_ny
| 2008-08-12 01:46
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