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vol.48/昼下がりの旦那さん<buku1905>

■深呼吸の定義、その2。
昼休み、職場の女子達の話を聞いていたら、この世の中に
「多機能ブラ」
とかいうものがあるらしいです。
限界点の低い40歳男子僕ですから、
「留守電機能でも付いてるのかな。」
くらいしか想像出来なかったりですが、
きっと、とてつもない事が出来るに違いないと思います。
少なくとも、こんな時代ですからメールくらいは出来るはず。
(きっと出来ないはず)
アンテナ伸ばせば、テレビくらいは観られるはず。
(きっと観られないはず)
もしかしたら、アンテナ伸ばさなくても、テレビくらい観られるかも。
(アンテナは関係ないかも)
すごく詳しいことを知りたいところですが、僕の本能が
「それは追及したらダメ」
と言っているので、静かにしていようと思います。
ずっとそっとしておこうと思います。
きっとこの世の中には、知らなくて良いことか幾つかあって、
「多機能ブラ」はそのなかのひとつと思う。

■再定義。
早起きは苦痛だし、最近は夜更かしも苦手。
どうすりゃ良いのか、漠然と思います。
いつだって眠いのに、寝つきが悪いしすっきり眠れません。
どうすりゃ良いのか、漠然と思います。
お腹が痛いんじゃなくて、お腹の中全体が痛いです。
じっと、手をみます。
遠いところまで来ました。
当初の予定とは違っているようにも思います。
歩きましょう。
ちょっと嫌になるまで歩きましょう。
それで歩きたくなったら、また歩きましょう。
繰り返しのようで、繰り返したりはしてないと思います。
繰り返してると思ったときが、繰り返しているんだと思います。
現役感を大切にしたいです。
そんなことを思うようになったら、それは歳なんだと思います。

■もう、いかないで。
仕事が忙しかったわけです。
ちょくちょくあることですが、今日は特に忙しかったわけです。
仕事が終わった後、みんながそれぞれ
「自分が一番忙しかった。」
みたいなことを言うので、それは如何なものかと思ったわけです。
なんでも自分が一番なのかと。
自分中心の世の中なのかと。
相手の立場になって考えることが出来ないのかと。
ひとつ、はっきりさせておきたいのは、
「今日、一番大変だったのは僕です」
ってことです。
ほんと、忙しかった。
ほんと、大変だった。
ほんと、ほんとだった。
世界は、僕を労えと思う。
(上司の僕がこうだから、他の人はこんなでも仕方ないでしょ、って話。)

■陽はまたのぼりくりかえす。
ほんとに思っていることと心にもないことを、同じ温度で発言出来るようになったら、それは大人と思うよ。
(嫌な大人だけどね。)
*原文は以下のアドレスへ*
plaza.rakuten.co.jp/dadamore/
2008年11月28日号(vol.179)掲載
by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:52 | 2万円でどう?
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