vol.49/昼下がりの旦那さん<buku1905>

■リンゴのジャム風味。
昔から、字が汚かったりします、僕。
自覚していたことではあるんですが、
「ぶくさんの字を読めるんだから、私、クサビ文字だって読めると思います。」
って言うのは、やっぱり言い過ぎだと思う。
この国は、どこまで自由なんだろうと思う。

■晴天を誉めるなら。
年々、つまらない人間になっているように思います。
いや、若いころが面白い人間だったかというと、そんなことはないんですが、漠然と面白くないなあと。
「うんこちんちん」
で笑っていた頃が懐かしく思います。
(うんこちんちんで笑う、40歳男子は如何なものかと思いますが。)

■脱臼る(だっきゅる)
親切にしてくれているのは、理解してます。
それでも、娘が僕の全身にリンスを塗ってくれるのは、ちょっと迷惑と思うわけです。
(僕は、リンスを必要としない人生を今日まで送ってきたし、これからもそうなんだよって、娘に話せる時がやってくると良いなと考えます。)

■盛りの記憶。
タバコの煙の行方を、目で追ってみたり。
帰宅中、頬で冷たい風を感じてみたり。
娘とふたりで、道端の草を眺めてみたり。
上手く説明出来ないのですが、そのうち僕は、ポックリと死んでしまうのかなと思いました。
冬になりました。

■パンを焼きながら、待ち焦がれている。
疲れているような気がします、僕。
たぶん疲れています、僕。
高い確率で疲れています、僕。
こんな疲れてしまったときは、なんだか人恋しい気分になったりします。
そっと静かに、
後ろから力士に包まれたいとか思います。
(まだ余裕があるなとも思います。)

■緊急な贈り物。
「酒でも飲んでないと、やってらんない。」
と思う位、僕は大人になりました。
ですが、体弱っていて思う程酒が飲めない事態が問題だと考えるわけです。
飲み過ぎとか心配してるし。
明日のこととか考えちゃうし。
内臓に優しくとか思っちゃうし。
ロックンローラーのつもりだったので、少しだけ残念に思います。
人生後半戦なのに気がついて、少しだけ残念に思います。
でも実は、それほど残念でもないのが大変残念。
久しぶりに、外でお酒飲んだ帰りの電車の中のバラッド。
*原文は以下のアドレスへ*
plaza.rakuten.co.jp/dadamore/
2008年12月26日号(vol.180)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-12-26 21:48 | 2万円でどう?
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