カテゴリ:tocoloco( 43 )

vol.41■tocoloco local news

ニューヨークで唯一、風俗情報掲載OKのアート&カルチャー紙「tocotoco」廃刊へ
奇跡的に丸8年も続いた成り立ち&成り行きのウラ側、白状しちゃいマス!
●2000年11月、鳴り物入り?で突如ニューヨークに登場した無料のアート&カルチャー紙「tocotoco」が、180号(12月26日発行)で廃刊になる。
 創刊当初は他にフリーペーパーらしきものもなく(あったとしてもマイナー誌)、風俗情報をカバーする類いのモノは皆無であった。
 そこへ、スタジオの一室で野郎3名オンナ1名で始まった手作り新聞は「風俗OK!大物インタビュー記事あり、日系ローカル情報あり!」と、欲張りにも何でもアリアリのコミュニティ紙として立ち上げ、マジメに広告営業にも回り、各日系企業や日系人会などにも挨拶に出向いて僅かながらの寄付もさせて貰ったりもした。
 ヒッソリと目立たず、周りから顰蹙を買ってヤンヤ叩かれないよう、常に周りの状況を感じ、初心を忘れずを心がけてのスタートだった。
 程なくして「ウチ店の広告と風俗店の広告が同じ紙面上に掲載されているのは如何なものか」というクレームが舞い込み、考えた挙げ句、ニューヨークタイムズ紙でもお馴染みだが、セクション別に分けて2部仕立てにしよう、ということで、風俗的な要素の記事&広告と一般記事&広告は分けて扱うことになった。よって8年の間で何年かは「tocotoco & Apple news」という名称で2部仕立てで発行していた時期もあった。
 人の入れ替わりも何度となく繰り返されて、五里霧中でカタチを作ろうと必死に模索しながらの発行であったが、ようやくここ2、3年前あたりから特集記事も各コラムも定着して、たった2人で騙し騙し発行しつつ、カタチらしきもが見え始めた矢先の廃刊だ。
 残念である。
「こんなクダラネ新聞いらねえ〜よ」
「一体、何部刷ってんの?」
「発行(または制作)しているヤツがイケすかねーな」
 色んな中傷を被り受けながらも「出る杭は打たれる。分かってくれる人だけでいいや」と自分たちを励ましながら、他誌とは全然違う視覚、嗅覚を頼りに、1号1号大切に「自分たちの勘」だけを信じて淡々と発行を重ねてきた。
 財政難から減ページに縮小してから約2年。遂に廃刊せざるを得ないほどにまで貧窮してしまったtocotocoを、今まで温かく見守り、陰で応援し助けてくださった方々に、この紙面を借りて深くお礼申し上げたい。
 本当に永い間、お世話になり、ありがとうございました。
 そして、何よりも愛読してくださっていた読者の方。こんな陳腐な新聞を手に取ってくださり貴重な時間を割いて読んで頂いていたこと、tocotocoスタッフ一同、心から感謝致して居ります。
 本当に永い間のご愛読、どうもありがとうございました。
 また、どこかの街で?
(編集部)
2008年12月26日号(vol.180)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-12-26 21:56 | tocoloco

vol.40■tocoloco local news

メアリー・J・ブライジの香水ライン2009年中に発売予定
キャロルさんの娘「リサ・プライス」の手作り化粧品がウケてるワケは?

f0055491_053659.jpg●そもそもはブルックリンのフォートグリーンで、黒人層を相手に細々営んでいた小さな手作りの無添加化粧品のお店。それが3年前、ウィル・スミスやジェイ・Zたちが1000万ドルを投じて、全国展開の一大チェーン店にまで育てた「Carol's Daughter」(キャロル・ドーター)をご存知だろうか。その店名の答えとなる、キャロルの娘が、Lisa Price(リサ・プライス=写真上)さんという女性だ。今やトップモデルのタイラ・バンクスやセレブ御用達となったキャロル・ドーターの商品は、TVのトークショーなどでもお馴染みだが、意外とまだ日本では知れ渡っていない「これから商品」だろう。
f0055491_063163.jpg同ブランドの「Hair Milk」(12〜18ドル=同右)は使用すると「天使の輪ができるほどの輝きが髪に蘇る」という触込みの大ヒット商品で、化粧品専門店セフォラの「2008 Best of Sephora Award」の「Best Natural Wonder」部門でも今年第1位に輝いたイチオシだ。これらの商品をプッシュする黒人セレブが多い中、同ブランドから来春にオリジナルラインとして発売されるアーティストが、Mary J. Blige(メアリー・J・ブライジ)コレクションだ。その第一弾となるのはフレグランス「My Life」で、これは彼女のセカンドアルバム(同左)と同じ名前を起用。f0055491_07656.jpgメアリー自身が同ブランドの大ファンであることもさることながら、メアリーファンも、ファン意識から挙って同ブランドを使用しているというからスゴイ市場だ。同ブランドの特長はどれも「甘〜い香り」が漂うことにある。バニラやチョコレート、ケーキなど「いかにも」的なニオイが苦手な日本人には少々キツイかも知れない。また、そのテクスチャも「ホイップクリーム」みたいと形容されるように、どれも女性向けのお菓子をイメージして作られているようだ。しかし、こんな甘い同ブランドのヘアケア製品に、何故か男性顧客が年々増加してきたという。人気のヒミツは、どうやら妊婦さんたちの「産後の抜け毛や髪の毛のぱさつきを防ぐ」という口コミらしく、それがドンドン広まって近頃では男性のための「ヘアロスお助け商品」としてリピーターたちが詰めかけるという。ブルックリン店(1 South Elliott Place/718-596-1862)は、かつてスパイク・リーのブランド「40acres and a mule」のフラッグストアがあったなつかしい場所。他にもNYにはハーレムにフラッグシップ・ストアなど3店舗ある。
■「Carol's Daughter」のオフィシャルサイトwww.carolsdaughter.com
■「SEPHORA」のオフィシャルサイト=www.sephora.com
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:07 | tocoloco

vol.39■tocoloco local news

P.ディディが2000万ドルでアパレルブランド「Enyce」を買収
彼のネクストターゲットは不況で泣いている車関連企業か?

f0055491_6353758.jpg●4年に1度、必ず「選挙に行けよ!」とあらゆるメディアに頻繁に登場するアーティストと言えば、ご存知「P.Diddy」(P.ディディ=写真左)だが、起業家の彼が手掛けるアパレルブランド「Sean John」(ショーン・ジョーン)に続いて、今秋、新たにストリートブランド「Enyce」(エニーチェ=同右)を買収した。
f0055491_6362897.jpgEnyceはヒップホップブランド「Mecca」(メッカ)のデザイナー(Evan Davis、Lando Felix、Tony Shellman)たちが独立して1996年に立ち上げたブランドで、一時はラッパーたちの間で人気が高かったブランドだが、同様のストリートブランドが氾濫する中、Enyceは生き残りをかけて、2003年「Liz Claiborne」(リズ・クレボーン)に売却されていた。しかし、Liz Claiborneでは自社のブランドイメージに合わないとして、Enyceを売りに出していたところ、Diddyが半年かけて交渉を行い、このほど買収にこぎ着けたという。一部報道されている内容では、買収額は2000万ドルに達したとのことだ。今回の買収劇でDiddyは「現在のアメリカ最悪の経済の状況を、冷静に判断した上で決断したんだ」と話している。さて、今回のこのシナリオ、吉と出るか凶と出るか……神のみぞ知るところだ。

f0055491_637173.jpg ちなみに意外と知られていないのだが、そこそこ好調な彼のアパレルブランド「Sean John」では、ウエアやフレグランス、アクセサリーの他、なんと車の「ホイール」もラインナップ(同左)している。とかく、ラッパーたちは車のチューンナップにご執心だが、そんな彼らの要望に応えるかのごとくピカピカのホイールを売り出し中だ。そうなると、彼のネクストターゲットは不況で泣いている車関連企業か? 数年後にはSean Johnブランドのタイヤを始め、車そのものも登場するかも知れない。尚、彼は今夏限定のオフィシャルドリンク「レモネード・ヴォッカ」も手掛け、ファンション関連では、ニューヨーク生まれの若手デザイナーブランド「Zac Posen」(ザック・ポーセン)のオーナーでもある。
■「ENYCE」のオフィシャルサイト=www.enyce.com
■「Sean John」のオフィシャルサイト=main.htmlwww.seanjohn.com
■「P.Diddy」のオフィシャルサイト=www.diddy.com
2008年11月14日号(vol.178)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-11-13 06:35 | tocoloco

vol.38■tocoloco local news

f0055491_9493420.jpgイザ!という時のために、着メロにキープしておきたい曲?
心臓マッサージに効果アリ!「ステイン・アライブ」

●16日、ロイター通信が伝えたところによると、心臓発作を起こした患者に行う「胸部圧迫による心臓マッサージ=心臓蘇生法」に、往年のディスコミュージック「ステイン・アライブ」(Stayin' Alive)が最も効果的であるという——。これは、イリノイ大学医学部の研究チームが行った調査で、アメリカ心臓協会(AHA)が推奨する心臓蘇生法(CPR)の一定のリズム「1分間に100回」にほぼ近い「1分間に103拍」という数字が、同曲から得られたという。同大学のデイビッド・マットロック博士は、学生および医師15人を対象に「ステイン・アライブ」を聴かせながら、そのリズムに合わせてマネキンにCPRを行わせ、その5週間後、今度は音楽は無しの状態で、同曲のリズムを、各自思い出させながらCPRを行わせた結果、音楽を聴きながらの場合は「1分間に平均109拍」、音楽が無い場合でも「同平均113拍」というCPRに最も適した良い数字が得られたという。CPRには1分間で100拍を下回るよりも、より多い回数の方が効果が高いとされており、実際、AHAでも約2年前からCPRの訓練に「ステイン・アライブ」を使用しているという。f0055491_950873.jpg この命を救うかも知れない「ステイン・アライブ」は、1977年の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」でジョン・トラボルタ(写真右)が踊り狂う時の曲で、イギリス出身の3人組「ビージーズ」(The Bee Gees=同左)のメガヒット曲だ。同研究チームを率いるデビッド・マトロック医師は「誰もが知っている曲のため、心臓マッサージの際、一定のリズムがとりやすい」と同曲による効果を説明。また、AHAの広報担当でもあるビナイ・ナドカルニ博士(ペンシルベニア大学)も「大学の授業で、心臓マッサージのリズムがなかなか取れない学生が、ステイン・アライブを聴きながら練習したところ、すぐに適切なリズムを修得した」と同曲の効果を推奨している。この曲を知らない世代なら「親や祖父母のために」、壊かしむ世代なら「自身や身近な人のために」——そんなイザ!という時のために、ケータイの着メロとしてキープしておきたい1曲かも知れない。それにしても「Staying Alive」のタイトルも出来過ぎ?「同曲には正しい速度が保たれる効果」があるとして、今月末に行われるアメリカ救急医学会の会合でも発表される。
■「ステイン・アライブ」(Stayin' Alive)が試聴できるサイト=www.lastfm.jp
2008年10月31日号(vol.177)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-10-31 09:48 | tocoloco

vol.37■tocoloco local news

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味の素「お弁当写真コンテスト」実施中!11月9日(日)まで
毎週3人に「象印ステンレス・ランチジャー」が当たる!

●中国の冷凍ギョーザ問題で益々不信感漂う「ギョーザ疑惑」。今やご本家のチャイニーズより点心(ギョーザやシューマイ)好きで、食卓に欠かせない品々が食べられないとなるとパニックに陥る——というニッポンの状況は手に取るように分かる。それほど「冷凍食品に頼り切ったカンタンな食生活」という幸せは、在米日本人には羨しい限りである(こちらでは「手作りギョーザ」が当たり前)。f0055491_734291.jpgさて、日本ではお弁当用として重宝がられている「味の素」の冷凍食品の数々を使ってオリジナル弁当の画像を送る「お弁当写真コンテスト」が、11月9日(日)まで実施されている。毎週「優秀賞」として3人(8週間/合計24人)が選ばれ、同コンテスト協賛社の象印から「ステンレス・ランチジャー」が贈られる。また、その選ばれた24人の中から、同サイトを訪れた人の投票によって、1人に「最優秀作品賞」として象印「IHプレミアム炊飯ジャー」(5.5カップ用)が贈られる。コンテストの応募方法は以下のオフィシャルサイトから直接、自分が応募したい画像をアップロードする方式で、1週間に付き1作品の応募が可能。万一外れても次週、再度トライできる。投稿する画像の拡張子は、jpgかgif(1ファイルに付き4MB以下)で、選ばれた3作品の画像は、週変わりで次々サイト上で紹介される。その紹介されている画像下に「投票」のボタンが設けられており、その投票数によって最優秀作品賞が決定する。さて、行楽弁当季節の秋!アナタも気楽に応募してみては?
 AJINOMOTO LUNCH BOX PHOTO CONTEST
 応募方法などの詳細サイト=www.lunchboxphotocontest.com
 冷凍食品などアジアン用オフィシャルHP=www.ajifrozenusa.com
2008年10月17日号(vol.176)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-10-18 07:35 | tocoloco

vol.36■tocoloco local news

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第46回「ニューヨーク・フィルムフェスティバル」26日(金)から開催
日本でも27日から全国公開の新作「トウキョウソナタ」も登場

●毎年、話題の新作が上映されることで知られる「ニューヨーク・フィルムフェスティバル」(the 46th New York Film Festival=NYFF)が、今年も今月26日(金)から市内各所で開催される。オープニングはカンヌ映画祭最高賞に輝いた巨匠ローラン・カンテ(Laurent Cantet)監督のフランス映画「クラス」(The Class)で、フランス・パリの移民居住地区で奮闘する高校教師を描いた作品が上映される(午後8時=Avery Fisher Hall、午後9時=Ziegfeld Theatreの2回)。
f0055491_6221983.jpgまた同イベントの中間ハイライトとして、アメリカ映画でお馴染みのクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)監督の新作「チェンジリング」(Changeling=写真左上)が10月4日(土/午後9時15分)と5日(日/午前11時15分)Ziegfeld Theatreで上映される。そして同イベントを締めくくるクロージングナイト(12日土曜夜)には、ダレン・アロノフキー(Darren Aronofsky)監督が手掛け、ミッキー・ローク(Mickey Rourke)主演のアメリカ映画「レスラー」(The Wrestler=同下)が上映される(午後8時30分=Avery Fisher Hall)。その他の注目作品としては、中国のジャ・ジャンクー(Jia Zhangke)監督が綴った中国、香港、日本共同製作ドキュメンタリー映画「二十四城記」(24 City=27日午後3時)や、ウォン・カア・ウエイ(Wong Kar-wai)が描いた94年のカルト作品「楽園の瑕(きず)」(Ashes of Time Redux=4日午後6時15分、深夜12時の2回)の再編集版も上映される。
f0055491_6232622.jpg また日本からは、今のニッポンの現代社会に鋭く斬り込んだ秀作と言われる、黒沢清監督が描いた「トウキョウソナタ」(Tokyo Sonata=9日午後6時と11日午後9時15分の2回=同右)が上映される(日本も27日から全国公開)。同作品のオリジナル脚本はオーストラリアの作家、マックス・マニックス(Max Mannix)で、今年のカンヌ国際映画祭では「ある視点」部門の審査員賞を受賞し、主演の香川照之と小泉今日子がハマリ役と評判だ。ストーリー内容は、ごく普通に生活しているどこにでもある一般家庭が、いつの間にかバラバラになり、混沌として閉塞感が漂う4人家族の食卓。リストラ、失業、就職難、学校問題、そして戦争……、外部の大きな力に翻弄されながら生きて行く家族が、もう一度一緒に、ひとつの旋律を奏でる日を目指すという家族映画の普遍的傑作ドラマと言われている。
 同映画祭は17日間開催され、新作28作品と短編映画の12作品が一挙に公開される。同映画祭の詳しい情報やチケット購入は以下のウエブサイトまで。
 NYFF/The 46th New York Film Festival
 Ziegfeld Theatre:141 W. 54th St., bet 6th and 7th Aves.
 Avery Fisher Hall:the southwest corner of 65th St. & Broadway
 Walter Reade Theater & Stanley H. Kaplan Penthouse:W. 65th St. bet Broadway &
 Amsterdam Aves.
 Phone:212-875-5456(customer service)
 www.filmlinc.com

In the Realm of Oshima——ウォルター・リード・シアターで13日(月)まで
32年前の日仏合作映画「愛のコリーダ」の無修正版も27日と3日の夜上映

f0055491_6243926.jpg●NYFFの特別イベントとして、今年は大島渚監督をフューチャーして彼が描いた25本の作品がウォルター・リード・シアター(Walter Reade Theater)で一挙に公開される。戦後の映画界に変革をもたらし、常に新しい映画スタイルと形態を追求したとして讃えられた世界のオオシマ。彼は「松竹ヌーベルバーグの旗手」とも呼ばれ、性を通じて権力機構がもたらす人間の蔑視をテーマに様々な問題作を打ち出した。中でも国際的名声を不動にしたのは、1936年の阿部定事件を題材にした「愛のコリーダ」(In the Realm of the Senses/76年=写真)で、社会の底辺にすむ男女の性的執着と究極の愛を描いた作品だ。「愛のコリーダ」は日本の公権力の干渉を避けるため日仏合作という形を取って、撮影済みのフィルムをフランスへ直送して現像と編集の作業を行なった1本。映倫によって大幅な修正を受け、現在でも日本ではオリジナルを観ることはできない同作品は、27日(土)深夜12時と3日(金)午後10時の2回上映される。この他にも83年の代表作「戦場のメリークリスマス」(Merry Christmas Mr. Lawrence)は、28日(日)午後6時45分と11日(土)午後9時の2回、また99年、サンクトペテルグブルグ映画祭グランプリ賞に輝いた「御法度」(Taboo)は、28日(日)午後9時15分と13日(月)午後2時と午後8時15分の計3回上映される。また、1日(水)の午後6時半からは「パネルディスカッション」も行われる予定。いづれも入場料は大人一般11ドル、高齢者8ドル、メンバーおよび学生7ドル(ID要)。開催される映画の詳細および問い合わせは以下のウエブサイトまで。
 Film Society of Lincoln Center & the Cinematheque Ontario & curated by James Quandt.
 Walter Reade Theater:at Lincoln Center, 65th St., bet Broadway & Amsterdam Aves.
 Phone:212-875-5601 www.filmlinc.com
2008年9月26日号(vol.175)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-09-26 06:25 | tocoloco

vol.35■tocoloco local news

ONE HUNDRED BILLION DOLLARS
世界歴代最高額の紙幣「1000億ドル」ゼロの数は11個!

●すこぶる絶不調のアメリカ経済。一体、どこまで物価は上がるのか?毎日スーパーマーケットへ買い出しに行く度、思いやられてしまう。ごく一般の家庭で、日々の食卓に欠かせないモノたち——例えば、牛乳やタマゴ、小麦粉、パン、パスタ類(日系人にとってはお米=カルフォルニア米)などの値上がりに、店内で頭を抱えてしまう人も多いだろう。牛乳やパスタ類は約1.5倍、タマゴに至っては2倍以上に跳ね上がっている。主食となるお米やパスタ類が、こうも上がっては「おかず代」に回わす予定だった予算がドンドン減り、食卓は明らかにサミシイ。これならチャイニーズのテイクアウトで済ます方が、余程安くつくし豪華な気がする。
 しかし、そんなコトで驚くことなかれ。この世に、そんなモノ(コト)があっていいのか?と思うのだが、アフリカ・ジンバブエのお札に「1000億ドル」(ZIMBABWE $100 Billion Dollar=写真左)がある。しかもジンバブエは先月、世界最悪のインフレ率1120万%を記録したというから、この1000億ドルの価値は、一体どうなっているんだろうか。f0055491_10245789.jpg
 ゼロの数は11個。9月5日現在、1ジンバブエ・ドルはUSドルに換算して0.02ドル(日本円で2.17円)で、1000億ジンバブエ・ドルならUSドルで約20億ドル(日本円で約2172億4000万円)となる、ハズなのだが、現在の通貨価値はUSドルで約19セント(日本円で約21円)にしかならない。というのも8月1日、ジンバブエ中央準備銀行(www.rbz.co.zw)はデノミにより通貨を10桁(100億分の1に)切り捨てたのである。よって今夏7月19日に発行されたばかりの1000億ドル札も、今や現地でも10ジンバブエ・ドルにしかならないワケで、1枚持っているだけでビリオンネアーとはいかない。さて、同紙幣、今のところ「世界歴代最高額の紙幣」と見られていて、ebayなどのオークションサイトでは一時1枚80ドル(US$)で出品されていたというが、9月5日現在、1枚17.67〜31ドル(同)での取り引きとなっている。このお札、まだジンバブエで流通しているものの、今年の12月で通貨としての価値は無くなるらしいので、後はコレクター間で「ビリオンネアーごっこ」が流行るだけかも知れない。お守り(?)変わりに1000億ドル、アナタも1枚、持ってみますか?

2008年9月12日号(vol.174)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-09-09 10:27 | tocoloco

vol.34■tocoloco local news

第8回「2008ニューヨーク韓国映画祭」
ブルックリンのBAMcinematekで8月31日まで開催
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●日本の韓流ブームはどこへやら?とは言え、アメリカでのアジア系移民の数からいうと、コリアンは中国系にも勝るとも劣らない相当なシェアを誇り、年々移民の増加が目に付く。渡米して来た在日コリアンを含めると、ロスほどではナイにしろ、ニューヨークでのコリアン人口の増加は尋常ではない傾向にある。その勢い、パワーに乗って、今年も「第8回2008ニューヨーク韓国映画祭」(主催・コリアソサエティー/www.Koreanfilmfestival.org)が、31日(日)までBAMcinematek(at Brooklyn Academy of Music/30 Lafayette Ave., Brooklyn/718-623-2770/www.bam.org)で開催されている。日本の韓流ブームに関わらず、映画好きの日本人の中でも結構、韓国映画ファンは多い。彼らが放つパワーには「同じアジアンでも日本人には無い何か」が垣間みれる(感じられる)という声も多い。今回の映画祭では最新の韓国映画が上映(英語字幕付き)されるとあって、アジア系を問わず各国の映画ファンが会場に足を運んでいるというから、竹島問題などがあるにせよ「お隣の国」の盛大なイベントに参加して、今夏の終わりを締めくくるのも一考かも知れない。チケットは大人一般11ドル。29日以降の上映スケジュールは以下の通り。
●29日(金)2本立て=午後7時「Once Upon a Time」(時間110分)/午後9時30分「My Father」(同107分)
●30日(土)3本立て=午後4時「Going by the Book」(同102分)/午後6時30分「Le Grand Chef」(同113分)/午後9時15分「Epitaph」(同98分)
●31日(日)3本立て=午後4時「With a Girl of Black Soil」(同89分)/午後6時30分「Hwang Jin-Yi」(同141分)/午後9時15分「May 18」(同125分)
インフォメーション
NEW YORK KOREAN FILM FESTIVAL 2008/THE KOREA SOCIETY
950 3rd Ave., 8th Flr,/212-759-7525/www.koreasociety.org

2008年8月29日号(vol.173)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-08-28 06:24 | tocoloco

vol.33■tocoloco local news

ロバート・メイプルソープの写真展「POLAROIDS:MAPPLETHORPE」
ホイットニー美術館で9月7日まで開催

●メイプルソープ事件とは、アメリカで1992年に出版された「MAPPLETHORPE」の日本語版(写真右下)を、94年に刊行した映画配給会社で出版元の「アップリンク」社長・浅井隆さんが、99年再渡米し、同写真集を持って帰国した際、東京税関成田税関支署で「輸入禁制品(わいせつ図画)に該当する」として没収され、訴訟問題に発展した事件である。f0055491_2123433.jpg
 東京地裁の一審(02年1月)では「わいせつ図画には該当しない」として処分の取り消しと損害賠償(約70万円)を国側に命じる判決を下した。しかし国側は控訴。続く二審(03年3月)では一審判決が取り消され「税関の処分を妥当とする」判決が下った。浅井さんは同判決を不服として最高裁判所へ上告。そして今年2月19日、最高裁で「わいせつ図画に当たらず」という判決が下され、国側敗訴が確定した。
 この、日本で約10年もの時間をかけて「わいせつか否か」が問われていたロバート・メイプルソープの写真展「POLAROIDS:MAPPLETHORPE」が、現在、市内ホイットニー美術館で9月7日まで開催されている。
 同展は彼が1970〜75年に撮った1500枚以上のポラロイド作品からの抜粋で、シカゴ出身の女性パンクアーティストで詩人のパティ・スミス(Patti Smith)を始め、最初のボーイフレンドだったと言われる写真家でモデルのデヴィッド・コロランド(David Croland)や、常に彼をサポートし続けた美術品収集家のサム・ワグスタッフ(Sam Wagstaff)など、主に彼の恋人(または友人=ダンサーやパフォーマー)となった人々のポートレイト93点が展示されている。
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 この93点のうち、1点のみがコラージュ作品で、紫色に色づけされたドギーバッグの中央に穴を空け、その穴からアミ越しに自身のポートレイト画像が見えるといった1枚だ(作品の一部=同左)。この1点を除く92点は、実際のポラロイド写真の大きさで「10.5cm×13cm」と小さいので、迫力面には欠けるが、彼が放つ異彩な世界は充分感じ取ることができる。

 ポラロイド社が今年2月、同カメラのフィルム製造を中止し、来年以降のフィルム販売を取り止める発表をしたことを受け、現在でも同カメラを使用して作品を作り続けている多くのアーティスト間で、時の流れを嘆く声が聴かれる中での同写真展。
 ポラロイドカメラなしで、彼の芸術は成り得たのだろうか? またどのように展開しただろうか?
 若い芸術家たちがポラロイドの代用品ともとれる手軽な「カメラ付き携帯電話」で何かを創り出そうとしている昨今、21世紀のメイプルソープと呼ばれる作家が現れることにも期待したい。
f0055491_23595268.jpgインフォメーション
「POLAROIDS:MAPPLETHORPE」
 Whitney Museum of American Art
 945 Madison Ave. (at 75th St)/212-570-3633/www.whitney.org
 水、木、土、日曜=午前11時〜午後6時、金曜=午後1時〜午後9時、月、火曜=休館
 入館料=大人15ドル/62歳以上の高齢者・学生10ドル(ID必要)/11歳以下の子供及びメンバーは無料
2008年8月15日号(vol.172)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-08-12 02:19 | tocoloco

vol.32■tocoloco local news

約200店舗の人気レストランが参加する恒例イベント「NYC Restaurant Week」
8月1日金曜まで!ランチは$24.07、ディナーは$35で提供

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●ちょっとしたNY市の恒例イベント「レストラン・ウィーク」が、今夏も7月21日(月)〜25日(金)、28日(月)〜8月1日(金)までの平日、毎日開催されている。同食のイベントは年2回行われ、市内の200店舗以上の人気レストランが参加。アメリカンを初めフレンチ、イタリアン、チャイニーズ、インディアなど世界各国の料理がズラリと並ぶのもニューヨークならでは。普段「ちょっと敷居が高いから…」と敬遠している「5's at The Peninsula New York」「21 Club」「Gotham Bar and Grill」「Chanterelle」などの有名店も参加しているが、この機会に値段を気にせず気軽に足を運べるとあって予約を取るのは至難の業だ。ドリンク代やチップが別途必要になるのは当然だが、3コースのプリフィックス・ランチは24.07ドル、同コースのディナーは各店舗35ドル均一(ディナーだけまたはランチだけを提供する店も数店舗あり)。
 ジャパニーズ・レストランとして参加している店舗は13店あるが、ネット予約開始時点で既に満席という店も数店あり、毎回、名を連ねているだけで常連以外、全く一般客を受け付けない店も多いようだ。また、同イベントは日本(東京都品川駅周辺)でも同時期に「東京サマーレストランウィーク」(www.restaurantweek.jp)として併催され、13施設で構成された51店舗が参加している。限定ランチコースは1500円、ディナーコースは4000円で提供中。
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●「ジャパニーズ」を売りにしている予約可能な主なレストランは以下の通り
はNY観光局のウエブサイトで示されているレイティング)
★★★★「EN Japanese Brasserie=えん」435 Hudson St/212-647-9196/www.enjb.com
★★★「Inagiku=稲ぎく」111 East 49th St/212-355-0440/www.inagiku.com
★★★「Japonais - NYC」111 East 18th St/212- 260-2020/www.japonaisnewyork.com
★★★「Megu- New York」62 Thomas St/212- 964-7777/www.megunyc.com
★★★★「Megu - Midtown」845 UN Plaza/212- 964-7777/www.megunyc.com
★★★★「Morimoto New York」88 10th Ave/212- 989-8883/www.morimotonyc.com
★★★「SUSHISAMBA 7」87 Seventh Ave/212-691-7885/www.sushisamba.com
★★★★「SUSHISAMBA park」245 Park Ave/212-475-9377/www.sushisamba.com
★★★★「Tao」(写真=店内)42 East 58th St/212-888-2288/www.taorestaurant.com
●インターネットで予約できるサイト
ニューヨーク市観光局=www.nycvisit.com
オープンテーブル=www.opentable.com
2008年7月25日号(vol.171)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-07-25 03:55 | tocoloco