ゴタムその12:アリゾナに思いを馳せて(4)
好きな飲み物のブランドは?ペプシ?コーク?・・・AriZona(アリゾナ)に決まってるじゃないですか。デリなどでひときわ目を引くカラフルなデザイン。それに何といってもお手ごろな価格設定。アリゾナこそ庶民の味方です。 そんな私の元にうれしい便りが届きました。ついにアリゾナ大使に認定されたのです。以下はそのお手紙の内容です。 「親愛なるマサフミどの」 アリゾナ大使になるためのご登録ありがとうございます。同封したのはメンバーシップ・カードです。これにサインをすることで、正式に認定となります。このカードでは、フリー航空マイルを貯めたり、割引映画チケットを購入したりできません。しかし人々に見せることで、あなたが飲み物にすばらしい趣向があることを証明できます。 ![]() そしてこれがアリゾナ大使認定カード(写真右)。思えば昨年の11月にウェブサイトで申し込んだのですが、以来まったく音沙汰なしで、てっきり「アリゾナ大使」は企画倒れかと思っとりました。しかし、待つこと3ヶ月。アリゾナは私を裏切りませんでした。なんとありがたい! 最近友人がグリンカードを入手して喜んでおりましたが、私も負けずにアリゾナ・カードを見せてやりました。グリンカードはしょせん一般人のもの。こちとら大使です。世界にアリゾナ・ブランドを広めるという重大な使命を背負っているんです。 アリゾナ大使申し込み用ウェブサイト:www.arizonabev.com そこで早速アリゾナが誇る注目の一品をご紹介。それは「アリゾナ・ザクロ・グリーンティー」(写真左)。うちの近所のWalgreenに売っとりました。そびえ立つデカボトル。ザクロ果汁50%配合。アップル・ティー、ピーチ・ティーはよくありますが、ザクロとは目の付け所がユニーク。しかもこれがお茶に合うんです。味を例えるならジャムをまぜたロシア紅茶風。オール・ナチュラル、カフェイン抜きでなんとなく健康にもよさそう。ぜひお試しあれ。*「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく! (原文まま) *掲載号では校正、編集したものを発行* 2007年3月30日号(vol.141)掲載
ゴタムその11:NYビューティー・カード
タイムズ・スクエアやロックフェラー・プラザあたりに点在するギフト・ショップ。自由の女神の置き物やら「I♡NY」のマグカップやら、かつて憧れた数々のNYグッズが売られています。NY暮らしも長くなるとついつい足が遠のいてはいませんか? ![]() たまには寄ってみましょう。初めてNY観光をしたころのときめきがよみがえります。そして、3枚1ドルで売っている絵葉書のスタンドにも注目してみましょう。小粋なデザインのポストカードにめぐりあうことでしょう。 ![]() そんなわけで今回は、私が見つけた素敵な絵葉書「NYビューティー・カード」をご紹介いたします。みうらじゅん氏がどうしようもないデザインの絵葉書ばかりを紹介した「カスハガ」とは趣旨が違いますのであしからず。 ■カード1:写真上=夕暮れのマンハッタンをバックに燃え上がるような「NEW YORK CITY」の文字。熱いぜ!欲望の街ニューヨークだぜ!このデザイン・センスに脱帽だぜ! ■カード2:写真下=リメンバー9・11。ツインタワーに張り付いた巨大な国旗。そして手前には、あるはずのない自由の女神像。「ゴッド・ブレス・アメリカ」が聞こえてきます。 一期一会という言葉がありますが、こういった絵葉書は、次にお店にいったからといって、いつもあるとは限りません。素敵なカードを見つけたら即買いましょう。そして日本のお友達に送ってあげましょう。 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく!(原文まま) 2007年3月16日号(vol.140)掲載
ゴタムその10:OLの会話
昨年、漫才「M1グランプリ」にアマチュア・コンビ変ホ長調ってのが出演して、ちょっと話題になりました。負け犬世代のOLの会話っている設定で、まったり会話する二人。それでもネタが面白いんで結構ウケました。 私のお気に入りは「小田さんの贅沢ってなに」「お給料日にいつもの発泡酒をエビス・ビールにすることかな」「私はTSUTAYAの新作借りることやわ」。新作って450円、で、旧作なら290円って、わびしすぎる。でもニューヨークの日系OLもそこそこ厳しい生活してると見ました。耳を澄ませばこんな会話が聞こえてきます。 「日本で負け犬って言われてニューヨークにきたけど、結局こっちでも負け犬なんかなあ」 「そうやなあ。アメリカ人と結婚してグリンカード欲しいけど、知り合いは外国人ばっかやわ」 「もうすぐビザも切れるし、この際日本人でいいからお嫁さんにしてくれへんかなあ」 「加藤君ならH1ビザ、あと2年残ってるらしいよ」 「・・・微妙やなあ」 「ところで山本さんの贅沢は?」 「お給料日にいつものバドワイザーをサッポロ・ビールにすることかなあ」 「私はISEファームの玉子の代わりに、オーガニックの3ドル以上する玉子を買うことかな」「オーガニック?ていうことはWHOLE FOODSへ行くの?」 「やっぱり健康が気になるから。月に1度はWHOLE FOODSで買い物してるよ」 「私もチャイニーズ系スーパーやめて、たまにはオーガニックせんとなあ」 「いいお米も食べたいなあ。川端さん、お米は何?」 「私は手堅く、国宝ローズ。山本さんは?」 「私は錦だったけど、思い切って田牧米に買えたわ」 「リッチやなあ。あたしはパンも食べるから。6時過ぎると3つで1ドルやし」 「えっ、それどこのパン屋さん?」 「ブロードウェイのパン屋さんはみんなそうやで」 「ブロードウェイにそんなパン屋さん、あったっけ?どのへん?」 「エルムハースト」 「それってクイーンズのこと。そんならそうと先、言うといて」 「やっぱり、家賃のこと考えると、クイーンズ離れられんわ」 「私もブルックリンやめて、クイーンズ引っ越そうかな」 「・・・わびしいなあ。たまにはZAIYAのシュークリームでも食べようか」 「そうやなあ。たまには奮発せんとなあ」 『いこう、いこう』 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく!(原文まま) 2007年2月23日号(vol.139)掲載
ゴタムその8:空の上のベジタリアン
機内食はうまからず・・・年末帰省しようと思ってチケットを探すとたいがい残っているのはノースウェスト便。かつては「ノース・ワースト」と呼ばれ、機内サービスの悪さにがっがりしたもんですが、最近の乗務員の対応はまずまず。もしかしてニューヨークの無礼な人々、特にラガーディア空港のセキュリティー・チェックの超高飛車な態度に慣れたせいか、あまり気になりません。それでも機内食は「甘からず、辛からず、うまからず」です。どうせ期待できんのならと、あえてベジタリアン・ミールを頼むのも男の道。野菜やフルーツはハズレもないんじゃないかと思い、予約してみました。このベジタリアン・ミール、結構バリエーションがあって、ノースウェストの場合もデイリー、ノン・デイリー、アジアン、そしてヒンドゥーなんてのがあります。で、今回は面白そうなのでヒンドゥーを予約。 ベジタリアン・ミールのいいところは、キッズ・ミールなんかといっしょでみんなより先に配ってもらえるところです。「ビーフ・オア・チキン?」って一人一人順番に聞かれて、自分のところにきたらもうビーフしか残っていないなんて悲劇もありません。他の人がいらいらしながら配給を待っている姿を横目に、悠々と食べ始めるのも特別ミールの醍醐味です。 しかし内容は、案外いまいち。薄いパンと福神漬に似た甘酸っぱいジャムが「ヒンドゥー」なんでしょうか。あとはサラダが2倍になって、主菜にもサラダらしきもの。しかもトマトとキュウリがかぶってます。となりの人のエビ・カクテルとクリーム・ケーキがうらやましく見えました。 ゴタムその9:アリゾナに思いを馳せて アリゾナ・ドリンクに新製品!その名も「Black & White Tea」。ブラック・ティは紅茶として、ホワイト・ティ=白茶なんてのがあるんですな。そんでもって紅茶と白茶のブレンド。味はまあ冷たい番茶に砂糖を入れた感じで、可もなく不可もなく・・・でも白黒の水墨画のような背景に梅をあしらった缶のデザインが、なんともいかしているじゃありませんか。*「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく!(原文まま) 2007年2月9日号(vol.138)掲載
ゴタムその7:逆カルチャー・ショック
久々の帰省。日本は食いもんもうまく快適そのもの・・・でもニューヨーク生活に馴染んでしまったがために、案外不便だったり改めて驚かされることもしばしばです。そんな日系ニューヨーカーのための「逆カルチャー・ショック」をご紹介いたします。 1.終電のプレッシャー 遅くから飲み会。24時間サブウェイの走るNYなら帰りは何とでもなりますが、あのメガロポリス東京でさえ、最終電車は12時台まで。タクシー代もばかになりませんから、こんなときNYはいいなと思います。 2.乗り換えの切符購入が面倒 JR、私鉄、地下鉄。未だにそれぞれの切符やカードを買わなきゃならず、距離に応じて別料金。MTAカード1発で地下鉄、バスを乗り継げばたいがいのところへ一律2ドルのNYは、やっぱり便利。 3.改札の駅員がお辞儀 大阪モノレール伊丹空港駅の改札では、乗客が通るたびに駅員が「ありがとうございます」とお辞儀していました。NYではありえん話。そこまでせんでもと、恐縮します。 ![]() 4.ジャンボサイズのお菓子 駅の売店には、お土産用にと地域限定ジャンボサイズのプリッツ、コロン、カールなどが並びます。名古屋駅には、あのキング・オブ・ラムネ菓子「クッピーラムネ」のジャンボ・ボックスも登場です。 5.ウォシュレット まだまだNYでは見かけないウォシュレット。日本からNYに戻ったある英語の先生は、これが一番恋しいと力説していました。肛門もたまにはうがいをせんとね。 6.トイレにペーパータオルがない 手を洗って拭こうと思ったら、あのレバーをギコギコして出てくるペーパータオルがないのはさびしいもんです。熱風式のドライヤーはあるのですが、ちょっと顔を拭ったりできないので、ついギコギコしたくなります。 7.自分でレジまで ウェイターがテーブルで清算してくれる生活に慣れるとつい「チェック・プリーズ」なんてね。まあチップは払わんでいいし、好きなタイミングで帰れるので日本の方が便利でしょう。 ![]() 8.牡蠣がでかい NYではいろんな種類の牡蠣が食えますが、日本の牡蠣の大きさにはビックリ。築地市場へ行けば、身の長さ10センチを越える大粒の牡蠣をほんの100円程度で売っとります。こちとら牡蠣好きニューヨーカー。ノロ・ウィルスも気にせず生でいかせていただきました。 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく!(原文まま) 2007年1月26日号(vol.137)掲載
ゴタムその5:本日理科
ブロードウェイ外れのレストラン通りを歩いていると、目に入ったのが「本日理科」の文字。見たところ寿司のディリバリーをやっているようですが、いったいどういうこと?昨日は算数、明日は社会って時間割?と店員に聞いてみますと、日本語が通じない。どうやら東南アジア系のお方の様子。 ![]() よくよく見てみると、この文字右から読めば「日本料理」つまりJapaneseというわけです。何はともあれ、アメリカでは日本人に限らず中国人、韓国人、多くの方が寿司屋さんを経営しています。メニューに照り焼きチキンはお約束。たいがい天ぷらなんかも一緒にやってますな。「いらっしゃいませ」って言われて店員に日本語で話しかけると、それ以上は全く通じないというのもご愛嬌。 それを邪道と言うなかれ。これがアメリカ流寿司屋の美学なんです。以前グレイハウンドで隣に座ったマレーシア人の調理師さんが言っていました。最初はチャイニーズをやっていたが儲かるのはやっぱり寿司、ということで寿司シェフに転職。今は寿司屋を新規オープンするお店のインストラクターとして全国を回っているんだとね。 みんなそうして「寿司ドリーム」を追いかけているのです。アジアを代表する日本料理=寿司には移民たちの夢が託されている・・・なんて思いながら食べれば、少々まずいのもまたおつなもんです。 ![]() ゴタムその6:アリゾナに思いを馳せて2 ドラッグ・ストアDuane Readeで見つけたAriZonaドリンク、その名も「Green Tea Energy」緑茶が甘いだけならまだしも、タウリン、ビタミンB配合で、よくある黄色い栄養ドリンクのフレーバーがほんのり。さらには炭酸入り。もはやめくるめく緑茶フュージョンに感涙しました。砂糖3gのダイエット仕様、ざくろ味なんかもあるそうです。 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。ブログもよろしく!(原文まま) 2006年12月15日号(vol.136)掲載
ゴタムその4:アリゾナに思いを馳せて
デリに入ると必ず目に飛び込んでくるのがAriZonaの文字。そう、あの蜂蜜、朝鮮人参入り緑茶でおなじみ、アメリカが誇るアリゾナ・ブランドのソフトドリンクです。 AriZonaはアップタウンやウォール街には似合いません。むしろクイーンズのアジア系コミュニティにしっくりきます。なにをおいてもうれしいのは695ml缶が99セントという価格設定。またおびただしい数のフレーヴァーで今日も私を悩ませるのです。 10年前、観光でニューヨークへ来たとき、あの梅花をあしらった緑のボトルの虜になりました。まだ甘いお茶に免疫のなかった私は「なんじゃこりゃ」と思ったものです。しかし、手の込んだアートワークはギャラリーに飾りたい美しさ。空ボトルはもちろんお土産に持ち帰りました。 ![]() ひとたび甘いお茶になれてしまえば、後は果てしないフレーヴァー・ティーの世界が待っています。アップル、プラムにブルーベリーと、目もくらむようなバリエーション。緑茶以外にも、紅茶、コーヒー、エナジードリンクにビールまで、アリゾナ・ブランドはソフトドリンクのデパートなんです。 でもって会社はてっきりアリゾナにあると思ったら大間違い。ニューヨークはロングアイランドのレイク・サクセスという街にありやした。どうりでクイーンズ辺りで幅を利かせているわけです。 ではなんでアリゾナかというと、オーナーのジョン・フェロリート氏とドン・ヴァルタッジオ氏が1992年創業にあたって、どっか暑い場所はないか地図を見ていたところ、砂漠でおなじみアリゾナという地名が引っかかったんですな。一時はSanta Feという案もあったようですが、やはりサンタフェでは響きがゆるすぎます。音楽業界ではかつてT-BOLAN、B'zやZARDをヒットさせたお偉いさんが言っておりました。ザ、ダみたいな濁音を含んだネーミングは耳に残ると。だからこそ、AriZonaの「ゾ」がいいんです。 ゴタム市民の皆さん。今こそニューヨークが誇るブランドAriZonaを世界に広める時が来ました。まずはウェブサイト(www.arizonabev.com)にアクセスしてAriZona Ambassador(アリゾナ大使)になり、オフィシャル大使カードを手に入れましょう。さらには、アリゾナGジャンやパーカーを手に入れて、おしゃれに着こなそうではありませんか。 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。(原文まま) 2006年11月24日号(vol.135)掲載
ゴタムその2:スタン・クリア・ザ・クロージング・ドア
ニューヨーカーは、満員電車への乗り込みが下手。まだまだ奥に隙間があるのに、ろくに詰めやしない。まさに「詰めが甘い!」。そんでもって、人が入り口ばかりに固まっちゃっうから、乗り込む方もすぐあきらめる。前の奴が簡単にあきらめちゃうと、こっちも割り込み辛いんだ、これが。もっとがんばろうよ。なんなら1週間ぐらい東京の小田急線で特訓させたいですな。ラッシュ時は次の列車がすぐ来るからまだいいんですが、ちょっと大雨が降って地下鉄がとたんに途絶えて、やっと来たと思ったら、満員で乗り切れないってのは、ことさらやるせなし。 それでも何とか乗り込みに成功したら、立場は逆転。次の駅あたりで「コノヤロ!オクニツメロッテノガ、ワカンネエノカ!」ってブチ切れる輩をホームに残して、閉まる扉をほんとはまだ余裕がある車内から眺めるのもおつなものです。ゴタムその3:デブ専アダム コロンバス・サークルのタイム・ワーナー・センターに入ると、真っ先に目に入るのが、巨大な2体の裸の像。その名も「アダムとイヴ」。コロンビア出身のアーティスト、フェルナンド・ボテロの作品です。この人「ぼてろ」っていうくらいで、モナリザだろうがグラディエーターだろうが、なんでもデブに描いてしまうデブ専芸術家。そのくせこのアダム、案外粗チンです。この日も無邪気な観光ギャルたちの記念撮影スポットになったことは、言うまでもありません。 *「ゴタム=衆愚の町」すなわちそれはニューヨーク・シティ。街を歩けば、おバカな光景が、今日もあなたを待っています。(原文まま) 2006年11月10日号(vol.134)掲載
ニューヨーク・シティにバカ集合!
物価は高い、街は臭い、人は不親切。なんでオレたちはニューヨークに来ちゃったんでしょう?ビザの問題なんか抱えて弁護士代もばかにならず、お国なまりの移民の方たちとはコミュニケーションもままならず、案外、過酷な生活を強いられていませんか?せめてロサンゼルスあたりに行っときゃ、年中暖かいし、コンヴァーティブルなんか乗って、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」聴きながらパームツリーの並木道をドライブしたり、少しでもリッチな生活ができたのにねー。 『スリーピー・ホローの伝説』など19世紀前半に人気を博した作家ワシントン・アーヴィングは、ニューヨーク市のことを「ゴタム(Gotham)」と呼びました。「ゴタム=衆愚の町」ってのはそもそも、住民がみんなばかだったと伝えられるイングランドは阿呆村の名称だそうです。DCコミック『バットマン』の舞台となる犯罪都市「ゴッサム・シティ」もこれに由来。それがニューヨークのあだ名として定着したわけですな。 てなわけでオレたちは、理不尽なニューヨーク生活をあえて選んでしまったバカ、すなわち「ゴタマイト(Gothamite)」の一員なのかもしれません。確かに、まわりを見渡せば、そこかしこにお仲間がいるじゃないっすか。せっかくのご縁ですから、そんなニューヨークのバカたちを集めて見ましょう!ゴタムその1:世界に先駆けDVDリリース 「週末公開の映画、見逃しちゃったなー」なんてふらりと家路に帰る地下鉄の駅を降りると、はやくも新作映画の数々がDVDになって地べた・・・いや店頭に並んでいます。「いくら?」って聞くと「5ドル」って、相場はたいがいこの値段。普通に映画をみたら10ドルはするし、劇場に行くのはめんどくさい。DVDなら好きなときに寝転がって観られるし・・・と、ついつい誘惑に駆られてしまいますな。しかもこのお店、きわめて不定期にオープンするため、明日来てまた買える保障はまったくありません。 とはいえ新作映画のほとんどは劇場のスクリーンをハンディカムかなんかで接写したもの。画面は心なしか斜めになっていて、しかも勝手にテレビサイズ(4:3)に切られています。たまに流出した試写テープと思しきクリアな映像がありますが、映画の途中で「この映像の不法コピーを見つけたら連絡されたし」なんて警告のテロップが出てきたり・・・とは、あくまでエキスパートに聞いた話です。わたしゃなんも知りませんよ。あれに手を出したら共犯者なんですからね。 (原文まま) 2006年10月27日号(vol.133)掲載 < 前のページ次のページ >
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