November, 28. 2008 vol.179

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vol.179/表紙「全国駅弁日和」
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:54 | バックナンバー

vol.179/表紙「全国駅弁日和」

世界でも類を見ない食文化「THE BENTO BOX」
東京は世界最多の3つ星都市
●先週の第3木曜日、ボジョレーヌーボーが解禁となった。取り分け、先進国の中で最も早く解禁時間を迎える日本は、不況とはいえ年々、そのフィーバーぶりも過熱気味だが、ここアメリカでボジョレーは「深みがない」と軽視する傾向にある。フランスのボジョレー労働組合「アンテール・ボジョレー」の調査によると、2007年のアメリカ向け船便ワイン輸送量は255万本で、01年の390万本から大幅に減少(07年の売上高は01年比で12%減)、今年の輸送量および売上高は更なる落ち込みが顕著だろう。そんな中、時代はエコに突入し、策士も考えたようだ。
 通常ボジョレーは、商品が解禁日までに世界各地の店頭に並ぶよう空輸で輸送されるが、空輸は船便を大きく上回る二酸化炭素(CO2)を排出するとして環境保護団体から苦言を呈される。また船便は、CO2の排出量やコストは削減できるが、船荷のスペースや「解禁日までに」といった期間制約があるため、輸送量に限度がある。これらの弱点を克服する一考として、今年「ラブレ・ロワ」(販売元:パーム・ベイ・インターナショナル)、「モメサンとブシャール・エイネ・エ・フィス」(販売元:ボアセット・ファミリー・エステート)などが容器を「瓶からプラスチックボトル」へと変更した。日本ではサントリーが販売元となっているアーティスティックなラベルでお馴染みの「ジョルジュ・デュブッフ」は、今年からナチュラルフーズの大手「ホールフーズ」が、自社ブランドとして同様にプラスチックボトルで生産販売中だ。本来なら割安であるところの「試飲用の新酒ワイン」を、高値で大量に買うニッポン人は上客中の上客だね!と失笑を買っているのも事実。しかしニッポンは、笑われてばかりいるワケではナイ。
f0055491_0101411.jpg 時を同じくして「ミシュランガイド東京2009」(写真左)が21日に発行され、星の総数(227個)で東京は、パリやニューヨークを抑えて世界最多に輝いた。昨年初めて発行された同東京版の売り上げ部数は約30万部。いかに「食」に関して固執する民族かが伺えるが、確かに、その「舌の肥え方」はピカイチで、東京は3つ星(そのために旅行する価値がある料理)レストランが9店ランクイン(詳細はインフォメーション項参照)、遂に今年は同数のパリと並んだ。また2つ星(遠回りしてでも食べる価値がある料理)は14店が新しく追加され計36店、1つ星(一流の料理)は35店追加の計128店となっている。

駅で売れない「駅弁」デパートの催事でブームに
●なるほど、お墨付きの星が輝く高級レストランは、決して「ハズしはしない確かな味」だろう。しかし日本には、1ケタ、いや品によっては2ケタ違う安価で美味しい自慢の「BENTO BOX」がある。
 正月明けの風物詩にもなっている全国各地のデパートの新春イベント「駅弁大会」。年明けともなれば、電車の中づり広告や新聞の折り込みチラシなどで必ず目にする「全国駅弁大会」や「全国うまいもん祭り」の踊る文字。鉄道の高速化に伴い停車駅にも限りがあるし、車両の窓は開かなくなって久しい。言うところの「駅弁」とは、駅で買って車内で食べるというより、最早、デパートで買って自宅で食べるものになりつつある。
 財布のヒモが固い年末とは打って変わって、不況とは言え、こと「駅弁大会」に関しては例年、どこのデパートも大盛況だと言う。今や「駅弁」に続けとばかり「空弁」「空スイーツ」なるものも2000年以降登場し、機内食に飽きた在米日本人の定番としても定着しつつある。ちなみに近年市場に出回った「焼き鯖」は、どうやら、この「空弁」から始まったという。またまた余談だが、横浜シウマイでお馴染みの崎陽軒(電話:0120-882-380)が「シウマイ年賀状」なるものを発売しているのをご存じだろうか。これはシウマイ15個入り1箱が貰える「引換券」付きの「年賀はがき」で、ハガキを送られた方はシウマイが手に入り、送る方には「A=やまゆり牛/すき焼き肉」「B=竹田ブラシ/スターターセット」「C=崎陽軒本店・戸塚崎陽軒/共通お食事券1万円分」など3つの懸賞に応募できる「応募はがき」がセット(580円税込み)になっている。いやはや「食」に関する多彩な企画は、一体どこまで進化していくのだろう。
f0055491_0402178.jpg さてさて、本題は「駅弁大会」。どこのデパートでも毎年趣向を凝らした「企画」を打ち出し、新年早々イザ集客!と躍起になるイベントなんだが、老舗中の老舗と言われ、通称「駅弁の甲子園」会場としても知られる新宿・京王百貨店の今年の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」では「牛肉対決」と「半島対決」がメイン企画だった。この他にも「復刻弁当」「B級ご当地グルメ」「頑張れ!ローカル線」などと銘打って日本津々浦々からナント200種類以上の駅弁がズラリと並んだようだ。近年はインターネット販売を行う業者も数多いが、デパートでは「実演販売」という頼もしい演出が可能であることから、予想外の行列が出来、それに吊られて確実に固定客を掴み、年々かなりの売上が見込まれる。会期中は何度も足を運ぶリピーターの数も半端ではナイ。平均して約20cm×25cm程度の小さな箱に、何種類もの旨味がギュっと詰まった「お弁当」。料理人たちが趣向を凝らし、精魂込めて作った1つ1つに、星の数を与えて比較できるほど「駅弁」は単純ではない。冷めても美味しい奥の深〜い日本郷土料理の代表「駅弁」。篤と御覧あれ。

今年の正月に開催された「第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」
●今回紹介する「駅弁」の数々は、今年1月10日から13日間に亘って開催された京王百貨店の「第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」からのリポートによるもので、多分、迫る来年のイベント(会期予定:09年1月8〜20日)には、今年の売れ筋弁当がズラリと店頭に並ぶはずだ。ちなみに今年「牛肉対決」にエントリーした3つは以下の通り(1〜3)で、それぞれブランド牛として名高い「米沢牛VS但馬牛VS潮凪牛」となっている。王者として君臨している「牛肉どまん中」は2007年度の売上数第2位にも輝いたキワモノ。また同じく同大会のサブ対決は、伊豆と房総の「半島対決」(4、5)。今年、食べ逃した人や郷土の味を求める地方出身者の人は、約1か月半後に備えて要チェック!尚、今回の「牛肉対決」「半島対決」の結果は、来年の同イベント告知で発表される予定だ。
<牛肉対決>
1)王者「牛肉どまん中」(メーカー:新杵屋/山形県/奥羽本線米沢駅=税込1000円=写真右1番上)
2)再挑戦「但馬の里 牛肉弁当 牛王」(メーカー:福廼家/兵庫県/山陰本線和田山駅=税込1100円=同2番目)
3)初参戦「およぎ牛弁当」(メーカー:一文字家/島根県/山陰本線松江駅=税込1200円=同3番目)
<半島対決>
4)「二色まぐろ重」(メーカー:桃中軒/静岡県/東海道本線沼津駅=税込980円=同4番目)
5)「勝浦鰹のたたき漬け炙り盛り」(メーカー:万葉軒/千葉県/総武本線千葉駅=税込920円=同5番目)
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「国産食材」をウリにする弁当も登場
●「オトナの学園祭」をテーマに昨年から始まったフジテレビの「お台場オトナPARK」の第2弾が、この24日まで開催されていたのだが、ここでも「北から南まで選りすぐりの駅弁50アイテム」が出揃ったようだ。新年明けが通常の同イベントをイチ早く開催して話題を集めようと懸命な様子も伺える。今回、数々の中国産問題で世間をビビらせているためか、国産食材にこだわったオリジナル「オトナPARK弁当」(1800円/税込=同左)を数量限定で販売。この「国産食材」が、来年開催される各デパートのヒントとなるか——。

「駅弁の小窓」監修/みんなで選ぶ「駅弁ランキング」
●「駅弁の小窓」とは、駅弁趣味歴35年以上の「上ちゃん」こと上杉剛嗣さん(静岡県出身)が管理する個人サイトだ。個人とはいえ侮ることなかれ!大手メディアなんかより遥かに情報通で、これまで食べた駅弁の数は5000食に近いようだ。また2005年からは「駅弁コレクター」としてNHK衛星ハイビジョンや衛星第2の「熱中時間」に度々出演し、各雑誌やテレビ・ラジオからも引っ張りダコの強者である。サイト上に掲載している「駅弁」画像数は5500種を超え、内容は現在・過去の駅弁検索をはじめ、レシピからクイズまで、駅弁をいろんなコンテンツから楽しめるよう工夫されている。上杉さん曰く「駅弁は世界でも類を見ない食文化の1つです。小・中・高等学校での総合学習、大学での卒業論文などにもぜひ(同サイトを)ご活用ください」とのことだ。同サイトが今年の2月から調査を開始し、約1か月で投票数が1000票に達したため、同時点で途中経過発表(以降未更新)となった「みんなで選ぶ『駅弁ランキング』ベスト20」に入った全23種類を、第1位から順に一挙ご紹介したい。※各コメントは「駅弁の小窓」などのサイトからの一部抜粋による。
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f0055491_015202.jpg011.gif■1位 広島県宮島口駅「あなご飯」
メーカー:うえの ¥1470(税込) www.anagomeshi.com
※蓋を開けると、小さく切られた穴子が一面に敷き詰められている。タレは控えめで炭火焼の風味が薫り、素材本来の味が引き出されていた。
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f0055491_0162350.jpg011.gif■2位 秋田県大館駅「鶏めし弁当」
メーカー:花善 ¥850(税込) www.hanazen.co.jptravel.biglobe.ne.jp
※東北以外で入手することはほぼ不可能な「日本二大とりめし」の一翼を担う名駅弁。鶏の風味は濃厚で満点。甘みがやや強く感じられる。
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f0055491_0174048.jpg011.gif■3位 鹿児島県嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」
メーカー:森の弁当やまだ屋 ¥1050(税込) www.jrkyushu.co.jpekibento.jp
※特急「はやとの風」登場を記念して2004年春に誕生。竹皮製の容器には、味御飯の上に椎茸と筍の煮物をのせ、コロッケ、さつま芋の天ぷらなどの地元の素材を使い、 素朴で懐かしい味わいを出している。
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f0055491_0193090.jpg011.gif■4位 福井県鯖江駅「若狭牛ステーキ重」
メーカー:一乃松 ¥1365(税込) www.ichinomatsu.jptravel.biglobe.ne.jp
※まろやかでコクがある若狭牛ステーキが主役。中身は、ご飯の上に牛ステーキと牛そぼろ、おかずはダシ巻き卵とカマボコなど少量だが、それだけに牛肉への自信がうかがえる。
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f0055491_0202255.jpg011.gif■5位 岩手県久慈駅「うに弁当」
メーカー:リアス亭 ¥1260(税込) travel.biglobe.ne.jp
※小さな久慈駅で1日20個のみ調製される幻の駅弁。ウニは三陸沖産で、身と殻に残った汁でご飯を炊き上げている。その上に、ご飯が隠れるほどびっしりと敷き詰めた蒸しウニの様相は、なんとも壮観。
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f0055491_0211099.jpg011.gif■6位 佐賀県有田駅「有田焼カレー」
メーカー:創ギャラリーおおた ¥1500(税込) ekibento.jpwww.sagafan.com
※有田焼の容器を使用したカレーが07年4月18日に登場。28種類のスパイスを使用し、有田の水と有田の棚田米など、素材にこだわっている。
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f0055491_0215576.jpg011.gif■7位 静岡県修善寺駅「あじ寿司」
メーカー:舞寿し ¥900(税込) www.shuzenji.comekibento.jptravel.biglobe.ne.jp
※朝獲れアジを使った修善寺駅名物「贅沢寿司」。アジは軽く酢締めしているが、鮮度が良いため刺身のような食感と旨味がある。上に添えた刻みショウガとワサビがアジのおいしさを引き立てるアクセントに。
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f0055491_0223959.jpg011.gif■8位 福岡県折尾駅「かしわめし」
メーカー:東筑軒 ¥1000(税込) www.tochikuken.co.jptravel.biglobe.ne.jp
※米粒にはダシの味が染みており、酒の肴にも好適。おかずは、ボイル有頭エビや焼きザケ、玉子焼き、デザートにミカンも付いて、質・量ともに満足できる。
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f0055491_0232996.jpg011.gif■9位 奈良県吉野口駅「きぬ巻時雨壽司」
メーカー:柳屋 ¥460(税込) www.rurubu.com
※アサリの時雨煮をはさんだ酢飯を、絹のようなおぼろ昆布で包んだ、味も姿も上品な押しずし。 桜の名所、世界遺産の吉野山をひかえた吉野口。大和路の旅でおすすめの逸品。
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f0055491_0241988.jpg011.gif■10位 富山県富山駅「ますのすし」
メーカー:源 ¥1300(税込) www.minamoto.co.jptravel.biglobe.ne.jp
※全国に名をはせる富山の名産押し寿司。県産米の酢飯は、上品な桜色マスの風味が際立つ絶妙な酢加減。その昔、八代将軍徳川吉宗も絶賛したというのも納得の味わいだ。
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f0055491_025214.jpg011.gif■11位 三重県松阪駅「特撰元祖牛肉弁当」
メーカー:新竹商店 ¥1260(税込) www.ekiben-aratake.comtravel.biglobe.ne.jp
※地元産黒毛和牛の和風ステーキ。柔らかな内モモ肉を網焼きにしてから、醤油ベースの秘伝のタレに絡めた和風の味付け。冷めても硬くならないよう、下味に赤ワインを加えている。
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f0055491_0254124.jpg011.gif■12位 兵庫県西明石駅「ひっぱりだこ飯」
メーカー:淡路屋 ¥980(税込) www.awajiya.co.jptravel.biglobe.ne.jp
※タコ壺風の陶製容器からは、タコのうま煮、アナゴしぐれ煮、タケノコ煮、菜の花などのおかずが姿を見せる。ご飯の中にはタコのすり身で作ったタコ天がしのばせてあるなど、食べ進むのが楽しい一品。
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f0055491_0262766.jpg011.gif■同率12位 北海道母恋駅「母恋めし」
メーカー:創作工房せきね (ブロートン) ¥890(税込) travel.biglobe.ne.jp
※地元で喫茶店を営むご夫婦による、手作りの温もりあふれる逸品。ホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりをメインに、燻製卵や燻製(くんせい)チーズなどがラップに包まれ容器に収まる。
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f0055491_027524.jpg011.gif■14位 栃木県宇都宮駅「あつあつとりめし」
メーカー:松廼家 ¥800(税込) www.ekiben-matsunoya.co.jp
※50年変わらぬ味のとりめし。茶飯の上に鶏そぼろと鶏肉、錦糸玉子が載っているシンプルな逸品。加熱容器使用で、ひもを引いてそのまま待っているとあたたまる。
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f0055491_027523.jpg011.gif■15位 北海道北見駅「ほたて丼」
メーカー:守屋 ¥1050(税込) travel.biglobe.ne.jp
※珍しい揚げホタテがメイン。秘伝の特製ソースがたっぷりかかっており、シシトウをトッピングしている。ホタテは弾力があり、甘めのソースと絶妙なマッチング。ご飯の上に敷いた海苔の風味もいい。
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f0055491_0283763.jpg011.gif■16位 高知県中村駅「駅弁四万十」
メーカー:ひら富 ¥850(税込) ekibento.jp
※鰻重にカワエビとゴリの佃煮がのっており、紅ショウガも。鰻は少し泥臭い感じはしますが、だからこそ地元で獲れたものを使用しているという確信が持てます。
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f0055491_0292589.jpg011.gif■17位 新潟県直江津駅「鱈めし」
メーカー:ホテルハイマート ¥1020(税込) www.heimat.co.jpekiben.sakura.ne.jp
※蓋を開けて唖然、指の爪程度しかない焼タラコの切り身の小ささを始めとする中身の貧弱さには言葉を失った。メイン食材と思われる棒鱈の甘露煮は味がいいだけに残念至極。
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f0055491_030458.jpg011.gif■同率17位 新潟県日出谷駅「朝陽館のとりめし」
メーカー:朝陽館 ¥700(税込) ekibento.jp
※薄味のごはんに甘めのそぼろがよく合います。これが一度は駅弁販売をやめ、99年に復活を果たした幻の駅弁なんだなあと思うと感動。しょう油と鳥のだしで炊いた炊き込みご飯の上に、鳥そぼろと、裏ごししたたまごが乗っている。
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f0055491_0304427.jpg011.gif■19位 北海道森駅「いかめし」
メーカー:阿部商店 ¥470(税込) www.ikameshi.co.jp
※日本全国の駅弁のトップにもあげられる森の「いかめし」。シンプルで素朴な味わい。売り上げの多くは、ご当地森駅よりも全国の百貨店等で開かれる「駅弁フェア」などでのものが多いという話も。
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f0055491_0312499.jpg011.gif■20位 滋賀県米原駅「湖北のおはなし」
メーカー:井筒屋 ¥1100(税込) www.izutsuya.ccwww.tcp-ip.or.jp
※粒こしょうでローストした鴨肉がとろけるようでとても美味な新幹線グルメ。鍬焼き風かしわ、甘辛く煮た田舎風こんにゃく、ネギと油揚げのぬた、小芋丸煮など。ごはんは冬バージョンで黒豆ごはん。
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f0055491_0315837.jpg011.gif■同率20位 茨城県日立駅「ソースかつ お弁当」
メーカー:海華軒 ¥850(税込) ekiben.sakura.ne.jptravel.biglobe.ne.jp
※わっぱ容器の中に収まったカツはひと口では食べられないほどの大きさ。豚ロース肉をからりと揚げ、温かいうちにソースに浸け込んでいるのでソースの味が驚くほどよく馴染んでいる。
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f0055491_0323199.jpg011.gif■同率20位 新潟県新津駅「ひらめずし」
メーカー:神尾弁当 (現在販売中止) www.bentou.netekibento.jp
※あっさりとも言えるし濃厚とも言える白いお寿司です。軽く食べられるけれど、しっかり満足。東京駅の八重洲中央口改札外の駅弁屋旨囲門でも販売していることも。
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f0055491_0331658.jpg011.gif■同率20位 愛媛県松山駅「醤油めし」
メーカー:鈴木弁当店 ¥730(税込) travel.biglobe.ne.jp
※フタを開けると、醤油の香ばしい匂いが鼻をかすめる。メインとなる「醤油めし」は伊予地方の郷土料理で、濃口醤油で米と季節の食材を炊き込んでおり、米は冷めてもふっくら。
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2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:49 | 2008年11月号

<インフォメーション>

<インフォメーション>
●今回の特集で参考資料として使った「駅弁」に関する様々な情報・知識がゲットできる「おいしいサイト」
072.gif京王百貨店「駅弁大会への道」公式ホームページ
keio-ekiben.cocolog-nifty.com
072.gif全国駅弁ガイド・駅弁テーマパーク「駅弁の小窓」
ekibento.jp
072.gif「駅弁の小窓」のみんなの掲示板
hidebbs.net
072.gif「駅弁屋」
ekiben.or.jp
072.gif「駅弁図鑑」西日本編
ekiben.gr.jp
072.gif「駅弁資料館」
eki-ben.web.infoseek.co.jp
072.gif「駅弁総研」
ekiben.sakura.ne.jp
072.gif小林しのぶ厳選 旅の玉手箱「全国駅弁ガイド」
travel.biglobe.ne.jp
072.gifYAHOO!セカンドライフ旨い「駅弁」
secondlife.yahoo.co.jp
072.gif「駅弁原色図鑑」
www.zeicompany.co.jp
072.gif「新幹線グルメ」
www.tcp-ip.or.jp

●「ミシュランガイド東京2009」で3つ星に輝いた9店
072.gif神楽坂 石かわ(日本料理)東京都新宿区神楽坂5-37 高村ビル 1F 03-5225-0173
072.gifかんだ(日本料理)東京都港区元麻布3丁目6-34 03-5786-0150
072.gifカンテサンス(フランス料理)東京都港区白金台5丁目4-7 03-5791-3715
072.gif銀座小十(日本料理)東京都中央区銀座8丁目5-25 03-6215-9544
072.gifラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション(フランス料理)東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内 シャトーレストランジョエルロブション 1F 03-5424-1338
072.gifすきや橋 次郎(寿司)東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビル B1F 03-3535-3600
072.gif鮨水谷(寿司)東京都中央区銀座8丁目2-10 03-3573-5258
072.gif濱田家(日本料理)東京都中央区日本橋人形町3-13-5 03-3661-5940
072.gifロオジエ(フランス料理)東京都中央区銀座7丁目5-5 03-3571-6050
※上記各店の詳細はYAHOO!の「ミシュランガイド東京2009特集」weekly.yahoo.co.jpまたは「ミシュランガイド東京」オフィシャルサイトwww.michelin.co.jp

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vol.40■tocoloco local news

メアリー・J・ブライジの香水ライン2009年中に発売予定
キャロルさんの娘「リサ・プライス」の手作り化粧品がウケてるワケは?

f0055491_053659.jpg●そもそもはブルックリンのフォートグリーンで、黒人層を相手に細々営んでいた小さな手作りの無添加化粧品のお店。それが3年前、ウィル・スミスやジェイ・Zたちが1000万ドルを投じて、全国展開の一大チェーン店にまで育てた「Carol's Daughter」(キャロル・ドーター)をご存知だろうか。その店名の答えとなる、キャロルの娘が、Lisa Price(リサ・プライス=写真上)さんという女性だ。今やトップモデルのタイラ・バンクスやセレブ御用達となったキャロル・ドーターの商品は、TVのトークショーなどでもお馴染みだが、意外とまだ日本では知れ渡っていない「これから商品」だろう。
f0055491_063163.jpg同ブランドの「Hair Milk」(12〜18ドル=同右)は使用すると「天使の輪ができるほどの輝きが髪に蘇る」という触込みの大ヒット商品で、化粧品専門店セフォラの「2008 Best of Sephora Award」の「Best Natural Wonder」部門でも今年第1位に輝いたイチオシだ。これらの商品をプッシュする黒人セレブが多い中、同ブランドから来春にオリジナルラインとして発売されるアーティストが、Mary J. Blige(メアリー・J・ブライジ)コレクションだ。その第一弾となるのはフレグランス「My Life」で、これは彼女のセカンドアルバム(同左)と同じ名前を起用。f0055491_07656.jpgメアリー自身が同ブランドの大ファンであることもさることながら、メアリーファンも、ファン意識から挙って同ブランドを使用しているというからスゴイ市場だ。同ブランドの特長はどれも「甘〜い香り」が漂うことにある。バニラやチョコレート、ケーキなど「いかにも」的なニオイが苦手な日本人には少々キツイかも知れない。また、そのテクスチャも「ホイップクリーム」みたいと形容されるように、どれも女性向けのお菓子をイメージして作られているようだ。しかし、こんな甘い同ブランドのヘアケア製品に、何故か男性顧客が年々増加してきたという。人気のヒミツは、どうやら妊婦さんたちの「産後の抜け毛や髪の毛のぱさつきを防ぐ」という口コミらしく、それがドンドン広まって近頃では男性のための「ヘアロスお助け商品」としてリピーターたちが詰めかけるという。ブルックリン店(1 South Elliott Place/718-596-1862)は、かつてスパイク・リーのブランド「40acres and a mule」のフラッグストアがあったなつかしい場所。他にもNYにはハーレムにフラッグシップ・ストアなど3店舗ある。
■「Carol's Daughter」のオフィシャルサイトwww.carolsdaughter.com
■「SEPHORA」のオフィシャルサイト=www.sephora.com
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vol.177/ガラクタの宝物<黒須田 流>

「Kさん(私のこと)聞いてくださいよぉ〜。この前マッサージに行ったらトンデモナイの出てきて、もう最悪っスよぉ」知り合いの若者が泣きそうな顔をしながら、グチをこぼしに来た。それを聞いた私は「よかったじゃないか」と応えた。おそらく同情や慰めの言葉を期待していたのだろうが、私の反応が全く違っていたので彼はキョトンとしていた。「だいたい、オマエさぁ、高々200ドルぐらいで仲間由紀恵ちゃんとかアンジェリーナ・ジョリーみたいな女性と気持ちいいことしょうって考える方が図々しいってモンだろう」と、私が続けると、若者は「そりゃ、オレだって、そんなレベルまで望んではないですけど、やっぱ、ある程度は期待するじゃないですか」と、やや口を尖らせながら反論した。私も男なので心情的には若者の気持ちがわからなくもない。がんばって稼いだカネを握りしめて、ワクワクしながらマッサージ小屋に行き、朝青龍みたいな女が現れたら泣きたくなるだろう。

 女性にはなかなか理解出来ないだろうが、男というのは本当に愚かな生き物である。極一部、稀に賢い男性も存在するようだが(私の周りにはいない)、ほとんどはどうしょうもないバカばかりである。どれくらいバカかと言うと、「もしかしたら今日こそは200ドル程度の金でモデルや女優クラスの女性と気持ちいいことが出来るかもしれない」ということが幻想・妄想であることを何百回あるいは何十年くり返しても学習できない程の知能レベルなのである(ねっ、相当バカでしょ)。

 彼はビジュアル的に期待値からかけ離れた女性が登場し、自分は不幸だ、ツイてなかったと悔やんでいる。それは「若さ」に起因しているのかもしれないけれど、私はそういう苦い経験もまんざら捨てたモンじゃないと思っている。まず、ナンパをしたり、友達になったり、彼女にしたり、結婚したり……と、自らの意思が働いて女性にアプローチをする場合、そこには少なからず自分の好みやタイプが含まれる。半ば強制的なシチュエーションでない限り、タイプ以外の女性と親密になる機会は滅多にないし、日常の生活において「強制的なシチュエーション」というのがそうあるわけではない。「苦行」や「悟り」とまでは言わないが、不合理に何かを感じること、不条理の中でしか得られないものもあるのである(ホントかな)。

 近頃、私は歳をとった所為かあるいは死期が近づいているのか、昔のことをよく思い出す。それも、楽しかった事より、どちらかと言えば失敗や恥ずかしかった出来事の方が多い。まあ、これまでの人生の大半が反省と後悔と挫折の連続であるから過去の思い出も必然的にそうしたものが多くなるのだろうけれど……。ただ、当時は辛く感じていた事も今では笑い話で済ませられるし、他人からすればどうでもいいガラクタのような出来事が妙に懐かしく思えたりする。

 多くの人は出来ることなら、挫折や失敗、傷みや哀しみを味わずに生きてゆきたいと、願っているだろう。幸せになりたいと思うのは人として当然なのかもしれない。ましてや、自分の好きなひとや大切なひとには、いつも笑顔でいてもらいたいし、悲しい思いはしてほしくない。

 けれども、生まれてから一度もお金に不自由した事がない、いい人ばかりに囲まれ、誰からも愛され、嫌な思いはしたことがない、綺麗な女性としかセックスしたことがない、……そんな人生がはたして幸せなのだろうか?過去を振り返った時、挫折も失敗もなく、効率よく生きたことに本人は満足するのだろうか?と思ったりもする。

 私が言った「よかったじゃないか」という意味がいつかわかってもらえる日が来るといいのだけれど……。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
*お知らせ* 同コラムのバックナンバーは「アンダードッグの徒」のオフィシャルサイトの書庫に第1回目から保管してあります。お時間のある方は、そちらへもお立ち寄りください。
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:03 | アンダードッグの徒

vol.166/今こそ綺麗事を唱えよう!<友野コージ>

 来月「特命係長 只野仁」という作品が映画化されるのだが、この作品はもともとマンガ原作で、その後テレビドラマ化されサードシーズンまでオンエアされている人気作品である。このテレビドラマをノベライズするから執筆をして欲しいという依頼があり、10月から11月にかけてその執筆に僕は追われていた。かかりはじめた頃は、自分の原作でもないしドラマ化されたものを小説化するという作業に、やや志の低さを感じたりもしていたのだが、書いていくうちにとても楽しくなってきたのだ。なぜかと言えば、このドラマが素晴らしく面白いからだ。面白い上に、僕のハートにぴったりとマッチしたのだ。この作品なら、映像を忠実に活字化しつつも自分の色も出せると思って書くのが楽しくなったのだ。この作品のストーリーをかいつまんで言うと、電王堂という大手代理店の会長から、普段は冴えない総務二課の係長に対して、極秘の特命が言い渡される。そしてその高橋克典扮する冴えない係長が、様々なトラブルを解決していくという単純明快なストーリーである。ドラマのジャンルで言えば、エロチックサスペンスといった流れに、かなりふざけたギャグがふんだんに挿入させているというものである。40歳以上の男性が見れば、松田優作の「蘇る金狼」や「探偵物語」を思い出す人も多いだろう。僕がこのドラマを大好きなところは、これでもかというくらい徹底的に「男はこうあるべきなんじゃないか」というテーマで貫かれているところである。男女含めて大勢のレギュラー陣が登場するのだが、軸となっている関係は、只野仁と梅宮辰夫が扮する電王堂の会長、只野仁と永井大が扮する特命任務のアシスタント役、只野仁と田山涼成扮する総務二課課長、この三つの男の関係であると僕は勝手に解釈している。一つ目の関係は「親分との関係」、二つ目の関係は「弟分との関係」、三つ目は立場で言えば上司と部下という関係なのであるが、心のつながりとして言えば「生き方を共感しあえる関係」といった感じなのである。この三つの関係に、男とはどう生きるべきかというメッセージがすべて込められているのだ。つまり、「心から信頼できる親分のためなら命を張るぞ」という男の気概。「この弟分のことは全体守ってやる」という男の器。そして、「欲望に惑わされず、地に足をつけて生きようじゃないか」という男の潔さ。このメッセージが毎回語られるのである。この三つのメッセージはまったく目新しいものではなく、むしろ陳腐とも言えるほど、これまでの男のドラマでは語られてきたことである。しかし、そんなことを重々承知で何のてらいもなく、そのメッセージを送り続けているところがこのドラマの素晴らしさであるし、僕が大好きな所以である。さらに言えば、この目新しくもないメッセージ、「男の気概」「男の器」「男の潔さ」というものが、今の男という生き物に失われつつあるものでもある。言い換えるならば、封建主義的な男というものの理想像が瓦解しはじめ、別の男の理想像が模索されはじめてきているのだと言えなくもないのかもしれない。でも封建主義的価値観を色濃く残している僕にとっては、そんな新しい男の理想像などはクソッタレなのだ。日増しに古くさくなっていくような、赤く錆びたような価値観を僕は宝物のように守って生きていきたいと思う。
 さて、只野仁のドラマは、もうひとつそのときどきの流行や風潮に対して、NOを叩きつけるという特徴もある。これもドラマの手法としては陳腐なのであるが、その陳腐で無骨なところが素晴らしい。たとえば、最近は不況で勢いをなくしているがグルメブームで高級レストランが次々に登場し、そこにカップル達が喜び勇んで行くような風潮に対して、「定食屋の方が美味しいだろう」というメッセージを投げかけたりする。セレブブームで高級ブランドに熱狂している人々を横目に見ながら、「大切なことは心の豊かさだろ」というメッセージを投げかける。あるいは、金さえあれば幸せになれるといった輩に対して、「やっぱり金じゃあ買えないものがあるぞ」というメッセージを投げかける。芸術的洗練みたいな価値基準があるとするならば、とても陳腐なメッセージだし、綺麗事のようにも受け取られかねないメッセージでもある。でもだからこそ素晴らしい。僕は綺麗事という言葉自体が好きではないのだが、綺麗事をいつも心の中に持っておかないと、ただ現実に従いながら生きていくことになってしまうと僕は思っている。現実を踏まえて出てくる言葉の方が、実感がこもっているかもしれないが、逆にそこに希望の足音が聞こえてこない。綺麗事とは、つまりは理想であり希望なのである。衣食足りて礼節を知る、という諺があるが、僕は先人が考えた言葉に異論を唱えるようでやや気が引けるが、そんなんじゃダメだと思っている。衣食足りなくても礼節を知る、という、少なくともそういう気構えで生きていきたい。
 最近の日本は、いよいよ暗いムードが社会を覆っている。サラリーマンの昼食は250円の時代になったと、テレビで特集をやっていた。また、昨日、元厚生事務次官が刺殺された事件も起こった。犯人は捕まっていないが、年金制度に対する不満から来るテロではないかと報じられている。こんな暗いムードの世の中だからこそ、あるいは自分の生活が苦しいときこそ、綺麗事を口にしようじゃないかと僕は主張したい。そして、自分のことで精一杯の生活のなかでも、男の気概・男の器・男の潔さを持っていようじゃないかと、自分を含めた男たちに言いたい。僕たちは生活するために生きているのではなく、生きるために生活という手段があるだけなのだから。いくら生活を持続しても、魂が死んでしまったら、生きることに意味などない。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
*友野康治オフィシャルサイト「LOVE MYSELF」へもお立ち寄り下さい。
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:01 | ニッポンからの手紙

vol.144/日本のカーデザイン<みぞけん/イラスト・ポスティックス>

f0055491_003249.jpg

 今年は日仏交流150周年記念の年だ。フランスの至る所、主にパリ近郊ではいろいろな催しがなされている。既に2007年の暮れからこの催しは始まっていて、来年の4月迄、たくさんの催しが企画されている。歌舞伎、狂言、舞踏などのスペクタクルから、日本画や浮世絵等の展覧会、太鼓や三味線のコンサート、書道、茶道、精進料理、など日本古来の伝統文化物から、日本映画や、コンテンポラリーダンス、演劇、ジャズコンサート、ロック、ポップコンサート、様々なアトリエやコンフェランス、展覧会、エトセトラ・・・。ただいまパリで行なわれているパリフォト(パリ写真月間)では、今年は日本の写真家が招待国になっている。たくさんの写真家の展覧会も随時行なわれている。そして忘れてはいけないのが、漫画見本市等の漫画関係イベント。フランスは日本に次ぐ、漫画が人気ある国で、いろいろな漫画がフランス語訳されて売られている。若者の間では、ボクより漫画に詳しい人はたくさんいてびっくりするくらいだ。
 この日仏交流150周年イベントの一環で、「JAPAN CAR」という展覧会がヴィレット科学館で期間はとても短く約一週間だけ行なわれた。その数日前にはパリ見本市会場でパリモーターショウがあったばかりで、そのときに展示された車を数台展示したように思われる。都市に適用する形、大きさ、環境などが大きなテーマとなっている。昨今、二酸化炭素を少なくするように日本の自動車会社は、世界のトップに立って考えているが、それをもっと一般人にも知ってもらおうと宣伝しているのだろう。展示されている車は、JIMNY、INSIGHT、HIJETなどの前のモデルから、CUBE、MX-5、などの機種を経て、今年にグットデザイン賞受賞したIQから未来カーのPIVO 2、I-REALのどまで展示してある。今回展示のコンセプトデザインをしたのは、無印用品などのデザインをしている有名なデザイナー原研哉、展示を設計したのは坂茂。どちらも日本を代表するデザイナーと建築家だ。今回の展示でとても興味を持ったのは、車の模型、それもブランクーシーの彫刻のように滑らかな流線を形とったオブジェと盆栽を比較させて展示しているコーナーである。日本古来の伝統である盆栽と今のデザインを掛け合わせて、日本の美を見せている展示見事であった。盆栽の魅力と車のデザインの魅力、わびさびを大事にする日本人ならではの表現方法ではないだろうか。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-25 00:00 | ヴェルサイユの鯖

vol.144/あと何回、反省を繰り返すのか<Takaki Matsumura>

「四、五十年前の説」
 歴史だとか研究が続いてことは必ず100パーセント正しいということはない。そんなことは分かっているので、私が義務教育で学んだことに間違った、もしくは、古い情報というのはあるだろう。しかし、現在も議論されないといけない、または、知っとかないといけないことは教えて欲しい。
f0055491_2359268.jpg と言うのも、今日、はじめて私が学んだことが古い説だったということを知ったからだ。どういうことかと言うと、私が学んできた「部落差別」の根本は、江戸時代にあったということなのだが、実のところそれは古い説で、四、五十年前のものだったらしいのだ。今、学者さんなどの中で良く知られているのは、鎌倉とか室町時代にその根本はあったということなのだ。つまり、ものすごくおおざっぱに言えば、おかみが決めた制度によって、庶民の気持ちなどを統制したと思っていたことが違ったらしい。
 何なんでしょう、これ。知らなかった自分も恥ずかしかったのですが、私はまだ30歳過ぎたところで小学生時代と言えば、20年くらい前なんですけど古い説を学んでいたかと思うと…。しかも、現在も考えていかないといけないのにも関わらず、そもそも間違ってました…では、シャレにもならない。
 無知識な私の中にはこんな感じでよく分かってないことって、まだまだ他にもあるんだろうなぁ。これからあと何回、こんなことを思って、反省を繰り返すのか…。これって何なんでしょうねぇ。
「その質問?」
 大阪の府知事は弱冠38歳の青年である。といっても、もちろん私よりは年上であり、知名度も当然ながら上である。はっきりとものをいう姿勢は大阪府民から絶大な支持を得ている。そういう姿がたびたびメディアで取り出さされるので、当然、脅迫などは多いんだろうなぁと推測していたが、ここのところそれが非常に多いらしい。
 このことが発端となり、公用車をなるべく使わせて欲しい、全部が全部、自腹で払うのは無理だから、なるべく公用車でいかせて欲しいというお願いを彼は最近だした。それに対して、定例の記者会見でとある記者は、その目的、そして、どういった場合に使うのかを明確にしたかったらしく、細かく聞いていた。
 大阪府はとんでもない借金を抱えており、とにかく、支出を1円でも減らさなければいけないという状況にあるし、昨今の無駄遣いにみんな腹を立てている、もちろん、公の人だし支払いは税金からということになるので、この記者の質問となるんだろうが、そもそも、彼が危険な目にあってはいけないのだ。
 彼には、馬車馬のように働いてもらわないといけない。なんだかよく分からない人間に危害を加えられたり、万が一殺害なんてされようものなら、それこそ、大阪府民は何やってるんだということだ。自分たちが選んで、思いっきり指示までしている人を、守りきることもできなかった、なんてことになったら…。
 無駄に使われていないかどうかをきちんとチェックはしないといけないし、決まりを守ってもらうこともしないといけない。しかし、自分たちの指示する人間を守る義務も当然、府民にはある。
 このタイミングで、事務的な線引きの質問って…、どうだったんでしょうねぇ。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:59 | Kamakiri no ashi

vol.86/帰って来たアメリカナイズ<むかでのすきっぷ>

巨食症になる(4)
 さて、胃が拡大しようが、垂れ下がろうが、ねじれようが、満腹中枢があろうが無かろうが、理由はともあれ、おでぶになっちゃった場合の治療法についてもここで少し考察してみたいのである。所謂、肥満を治す方法であるが、これは多種多様のアプローチがあるのも皆様ご存知の通りである。例えば運動をして摂取カロリーを消費しようという方法がある訳であるが、これは正直、大変×高さ÷2(等脚台形の面積を求める場合は“大変”のところは“対辺”を用いて計算する)なのであって、運動なんか下手に始めると、今度は体が元気になるわ、食欲は逆に増してしまうわで、計算通りの減量効果は期待出来ないのである。(注:中にはこれで減量に成功されている意思の強い方もおられるのであるが。)
 次に食事量の制限もある。成人の一日の摂取カロリー(約2000~2500Kcal)を下回る食事を摂り、痩せようとする企画であるが、これも正直、始終お腹が減っていて辛いし、あまり過酷な食事制限をすると、日中フラフラになり、命かげろう状態で亡霊のように生活しなければならなくなるのである。中には、長期間の空腹からもたらされるストレスが引き金となり、ダイエットが断念されて通常の食事に戻ってしまい、結果的には以前よりも肥ってしまうという、“リバウンド現象”に陥る人も居るのである。このリバウンドのおっかないところは、それまでのダイエットが災いして、少ない量の食事でもそこから栄養を吸収しようとする体質に変わってしまっている事であり、この状態でどか食いでもしようものなら、実に短期間でマシュマロマンみたいになってしまう事が出来る訳である。
 第3の方法は、お薬を飲むという手である。例えば、2006年、イギリスで発明され、EUを含む世界37ヶ国で販売されている“夢の痩せ薬”とも呼ばれている『アコンプリア(主成分:リモナバン)』(現在日本では未認可、米国でもFDAから批判が出ていて同じく未認可)などは、脳の神経組織にある、カンナビノイド受容体(CB1)の働きを阻害する事で、食事を摂りたい気持ちを抑え、結果的に一日の摂取カロリーを抑える事により、ダイエットを成功させようとするもので、前述の食事制限を自力で出来ない方への補助薬品という位置付けなのである。ところでこの薬、そもそもはマリファナの研究が発展して出来たものである事を知っておいて頂きたいものである。そう言えば、TVなんかで見る麻薬中毒患者には、太った人をほとんど見かけない気がするのであるが、本当はマリファナなどのカンナビナイトを常用する人は、食欲が増して太って来るらしいから、痩せるのは中毒症状が出た後に来る食欲減退にあるらしいのであるが。太ったとしても痩せたとしても、研究者はきっとこの辺の因果関係事に気がついて新薬開発を企画したに違い無いのである。
 第4の方法は極めつけである。胃を手術して、事実上小さくしちゃう(拡張出来ないようにする)という荒療治である。
 これは“Bariatric Surgery”と呼ばれるもので、通称“胃のバンディング術”などとも呼ばれているものであるが、簡単に言っちゃえば、胃のバイパス手術をしたり、胃にリングやバンドを巻いて胃の拡張を制限する方法なのである。胃のバイパス手術は、言い方を変えれば人間を金魚さんと同じ構造にしてしまうというものだし、胃にバンドをつける手術は、中世ヨーロッパの貴婦人達が着用されてたコルセットを胃につけてしまうというものだとご理解頂ければ当たらずとも遠からずである。
 この手術は効果てきめんらしく、特に肥満が激しくなった方の中には、手術前に200Kg近く体重があった方が、術後数ヶ月で100Kgも体重を落とされたという実例もある位である。

 そう言えば最近、日本の厚生労働省でも、各企業に対して『メタボ検診』なるものを義務付けたという話を聞くのである。お腹が出た中年男性のウェストを測って、一定以上のサイズとなると、警告を出し、運動や食事制限を会社側から通達するという、なんともはや国民思いのご親切な制度なのであるが、何故そんなにお国は親切なのかな、と思ったら、やはり世の中そんなに甘くは無かったのである。要は、日本の健康保険制度の問題が裏にある訳で、日本もご他聞に漏れず、肥満が原因で起こる疾病による医療費の国家負担をなんとか減らそうというのがその目的なのだと言う事が分かっちゃったのである。それに加えて、社員達が一定期間内に国の定める基準に達していない事がばれると、罰金などのペナルティが課されるというからかなわないのである。きっとそのうち、会社側も保身策として、おでぶの社員を首にするとか、標準体型でないので採用をしない、などという対策を講じるところも出て来るのではないか。
 確かにこれに似たお話は、ご当地アメリカにもあって、例えば喫煙による肺疾患患者に対する国(州)の医療費補填額のかなりの部分が喫煙者の疾病治療に対するものである事から、国側(州)が煙草会社を訴えるというケースまであるのである。むかでは未だに愛煙家の一人なのであるが、それにしても、禁煙出来ない人からは高い税金巻き上げるし、禁煙者が増えれば増えたで医療費負担が減るしと、どちらに転んでも儲かる仕組みを導入してしまうご当地の政府は、日本の鎌倉時代の地頭並みのあくどさを感じるのは私だけだろうか。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:57 | ご無沙汰むかで

vol.65/部外者の気負い<秋野マジェンタ>

 国籍に関する日米の法律などを、ネット上で読んでいたときのこと。旅券法云々を経て、アメリカの連邦法と来て、最終的には米国市民権取得のための面接試験の質問集までたどりついた。それを読み進んで行くと・・・「有事には合衆国のために武器をとって戦う意志がありますか?」宣誓を促すような質問があった。重いなあ。
 数年前に米国市民権を取得し、今はヨーロッパで暮らす友人Aが思い浮かんだ。Aは、ここを通り抜けて行ったのだな・・・。潔いなあ。大人だなあ。人生経験豊富だなあ。自分は今、零戦を見送った人達の1000分の1くらいに切ない思いをしているのだろうか?ならば、彼女は、特攻隊員の万分の1くらいの覚悟で、米国取得=日本国籍喪失を決めたのだろうか?そんなふうにして自分の価値観を全面に押し出して、彼女の通った関門を疑似体験してみようとしはしたものの、やはり国籍を変えるなんて私にはピンと来ない。もとい!日本国の側に立てば、「国籍を喪失する」であった。「変える」どころの騒ぎではない。
 それにしても、世界でトップ級に平和で、貧富の差が小さく、半世紀以上も内乱やクーデターが起こらず、人は長命かつ美的センスに長け、四季の表情豊かで、狭い島国ながらも地方文化は色とりどりの多面体といった、この世の楽園のような国を、なんでまた、捨てようと思ったのだろう。いくら国籍の再取得が可能とはいえ、年を取ってからの再取得は、はやり金がものを言う。とくに日本の年金受給資格がない、または、その額が低い場合は、それ以外の方法で生活能力を証明出来なければ、再取得は難航するであろう。仮に、再取得申請者に国籍を戻さないと、国がその親の面倒を税金でみなければいけないというのなら、話は別だろうが。
 遠い将来を見据えた場合、国民年金の(事実上)破綻の可能性と、日本に不法滞在する外国人の数と彼らの素行、そして不法滞在者の子供として生まれた新たな日本人層が考える祖国の定義などなど、再取得に影響するであろう要素は無尽蔵である。億万長者でなければ、うかうか日本国籍を手放してなどいられない。
 本人に、米国市民権の取得を決心した理由を、メールで尋ねた。彼女なりの真剣な理由が書かれたメールが返って来た。決してあけっぴろげに分かち合うような話題ではなかろうに、ご丁寧にありがとう。人それぞれだよなあ・・・なんて感慨にふけっていたら、最後に一言、こうあった。「あ、でも国籍は変えてないから大丈夫。」????何ですか、それ??国籍を変えてない?大丈夫?
 この人、米国籍取得を決心するまでの過程において、日本国が定める日本国籍の保持や喪失に関する記述や、旅券法という国際法などを、ちらりとでも読んだのだろうか?それとも、それは重々承知の上で、「でも実際には、空港で止められたことないし」とか、「日米間を往復する訳ではないから日本のパスポート使っても問題ない」とか、「日米で税金払ってるし」など、庶民感覚で、国籍の「追加特典」と解釈したのだろうか?
 さっきまでちょっと切なかった気持ちが、シラケた。楽になったとも言えるか。
 特攻隊員とそのご家族(ご遺族)の皆様、万に一つの例えだったにしろ、同じ線上で語ってしまった非礼をお許し下さい。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:55 | オンナの舞台裏

vol.57/THE untitled<腕前建設>

■誤読
「不況、不況」と景気の悪い文字が踊る今、日本企業の中で唯一、バブリーだとされて来たメディア業界(テレビ各局)も例外ではないらしい。経費削減で社内のコピー用紙の節約などは決まりきったことだが、番組の基本となる「台本」も部数を削減し、タレントが使う楽屋からはティッシュペーパーの箱が無くなり、トイレの水の出方を抑えて節水し、社屋中の天井の照明(電球、蛍光灯など)も、テレコテレコに消されて1個飛ばしの状態で点けられているという。
 これらは某局だけ、というワケではなく、全ての局がそうであるらしい。「明らかに時代は変わった」と、売れっ子お笑い芸人たちが口々にグチをこぼす。しかし、そのお笑い芸人たちが今、各局でひっぱりダコ状態にある。
 番組制作。それ自体の経費が大幅に削減されているとあって、どこの局も「安価でもソコソコの視聴率が取れる」クイズ番組に頼らざるを得ないという。毎年、年末から年始にかけ「開局○周年記念特別番組、総制作費○○億」との触れ込みで放送される豪華キャストが揃う「ドラマ」の類いも、もう御法度のようだ。少し話が逸れたが、世は正に「クイズ番組黄金時代」となっている。
 主役となるのは、まだギャラの安い若手お笑い芸人たちやグラビアアイドルたちで、その学力を競う……というより、その低学力(バカさ加減)を競って、お茶の間に笑いを誘う仕掛けである。
 可愛いオンナの子たちの「あり得ない、考えられない回答ぶり」で視聴率は上がり、そのバカさを売りに「シャレです、シャレ!」と、今、波に乗れる時にできるだけ乗ってドンドン稼げとばかりに、次々とユニットを組み、ヒット曲を出して何万枚、何10万枚もの売り上げを記録する。「バカがウリ」の時代である。「バカ度」はマイナスイメージにはならず、好感度アップが狙える「おいしいツール」になったのである。
 確かに、自分よりバカを見て憤慨する人もいない。考えられないオバカな回答ぶりを見て聞いて、思わず吹き出してしまうことはあっても、気分を害してしまう人はいないだろう。私はこれらのバカっぷりを「ヤラセ」とは思わず見ていたのだが、中には「これはちょっと上手く出来過ぎている、ヤラセだろう」との見解を持つ人もいる。そう言われれば、やっぱりそうかなあ〜、と思えるくらいの低能ぶりで、そうなってくると、結局は、台本を書く放送作家たちの頭のキレ如何に関わってくる、ということになる。
 政治家たちの演説にも、それぞれキチンとした台本があり、原稿を作成してくれる頼もしい秘書官などがいる。
 その影武者(秘書官)に、放送作家ほどのキレの良さは求められてはいないが、自分が仕えている「武将」そのものの能力、知力のリサーチ不足が、最近目立っている。
 秘書官にすれば「そこまで、ウチの武将はバカじゃないだろう」「これ以上、噛み砕いた原稿(読み仮名をふるなど)にすると、反って失礼だし、バカにしてるのかっ!と一喝されはしないか……」などという遠慮(配慮)があってのことだった、とは思う。しかし実際は、大喝されても「バカを対象とした」原稿を作成したの方が良かったのである。これらは全てリサーチ不足の、秘書官に責任がある、と私は思う。
 自分の武将のバカっぷりを世間に堂々と打ちまけてどうする。ひょっとすると、失脚させたいがためのワナなのか?とさえ思えるフシすらある。
 原稿たるや、読む対象を入念に考えて、完璧に仕上げてこそプロである。裏の裏の、その裏をも見通す力量が書き手に試される——そこにこそ、本来、物書きの醍醐味があるはず、である。
「詳細」「 頻繁」「未曾有」「踏襲」。我が国ニッポンの麻生総理は、これらの漢字の読みが出来ない。
「詳細=しょうさい」を「ようさい」、「頻繁=ひんぱん」を「はんざつ」、「未曾有=みぞう」を「みぞゆう」、「踏襲=とうしゅう」を「ふしゅう」と読み上げ、記者団から指摘されても「そうですか。単なる読み間違い」と一蹴した。
 読みができないということは、書く事も当然、できないのだろう。ましてや、ことの意味については、皆目分かっていないのだろうとの察しもついてしまう。文章の前後から察して、あり得ないだろう「誤読」を平然とやってのける。しかも、国会答弁や行事の挨拶上でだ。
「出たよぉ〜ゆとり教育!」と、半ばシャレ的に使われる「ゆとり教育の歪み」を、自分のバカなる要因には持ち出せない「超ボンボン育ちの老獪」である。
 発足して2か月、余りにも暴言、失言の類いが多過ぎやしまいか——。カップ麺の市場価格を1個400円程度と予想する首相が「(医師に対して)社会的常識の欠落」を語って、またもや発言をアタフタと撤回する昨今。ごく普通の日本語でさえ正しく読むことができない68歳の首相を、私は笑えない。
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:53 | THE untitled

vol.48/昼下がりの旦那さん<buku1905>

■深呼吸の定義、その2。
昼休み、職場の女子達の話を聞いていたら、この世の中に
「多機能ブラ」
とかいうものがあるらしいです。
限界点の低い40歳男子僕ですから、
「留守電機能でも付いてるのかな。」
くらいしか想像出来なかったりですが、
きっと、とてつもない事が出来るに違いないと思います。
少なくとも、こんな時代ですからメールくらいは出来るはず。
(きっと出来ないはず)
アンテナ伸ばせば、テレビくらいは観られるはず。
(きっと観られないはず)
もしかしたら、アンテナ伸ばさなくても、テレビくらい観られるかも。
(アンテナは関係ないかも)
すごく詳しいことを知りたいところですが、僕の本能が
「それは追及したらダメ」
と言っているので、静かにしていようと思います。
ずっとそっとしておこうと思います。
きっとこの世の中には、知らなくて良いことか幾つかあって、
「多機能ブラ」はそのなかのひとつと思う。

■再定義。
早起きは苦痛だし、最近は夜更かしも苦手。
どうすりゃ良いのか、漠然と思います。
いつだって眠いのに、寝つきが悪いしすっきり眠れません。
どうすりゃ良いのか、漠然と思います。
お腹が痛いんじゃなくて、お腹の中全体が痛いです。
じっと、手をみます。
遠いところまで来ました。
当初の予定とは違っているようにも思います。
歩きましょう。
ちょっと嫌になるまで歩きましょう。
それで歩きたくなったら、また歩きましょう。
繰り返しのようで、繰り返したりはしてないと思います。
繰り返してると思ったときが、繰り返しているんだと思います。
現役感を大切にしたいです。
そんなことを思うようになったら、それは歳なんだと思います。

■もう、いかないで。
仕事が忙しかったわけです。
ちょくちょくあることですが、今日は特に忙しかったわけです。
仕事が終わった後、みんながそれぞれ
「自分が一番忙しかった。」
みたいなことを言うので、それは如何なものかと思ったわけです。
なんでも自分が一番なのかと。
自分中心の世の中なのかと。
相手の立場になって考えることが出来ないのかと。
ひとつ、はっきりさせておきたいのは、
「今日、一番大変だったのは僕です」
ってことです。
ほんと、忙しかった。
ほんと、大変だった。
ほんと、ほんとだった。
世界は、僕を労えと思う。
(上司の僕がこうだから、他の人はこんなでも仕方ないでしょ、って話。)

■陽はまたのぼりくりかえす。
ほんとに思っていることと心にもないことを、同じ温度で発言出来るようになったら、それは大人と思うよ。
(嫌な大人だけどね。)
*原文は以下のアドレスへ*
plaza.rakuten.co.jp/dadamore/
2008年11月28日号(vol.179)掲載
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# by tocotoco_ny | 2008-11-24 23:52 | 2万円でどう?