人気ブログランキング | 話題のタグを見る

vol.45/ゲーノージンの顔顔顔<秋野マジェンタ>

 人体が好きである。顔も好き。見ていて飽きない。骨や筋肉が好き。気だのオーラだのもステキ。
 紅白歌合戦。人の顔のアップ映像を長時間凝視する時。ってことで、紅白出演者その他芸能人に関して、勝手な私的考察。
**********
【美空ひばり】ヒバリちゃんはかわいい。演歌歌手でなくて、あの時代でもなかったら、もっとチャーミングに演出されていたのではなかろうか?演歌だから、あの声だから、三十路前ですでに、ヒッツメで眉毛ピリリの女王様になったんだろうな。ニュースキャスターみたいなイメージも似合いそうなのに。
【吉永小百合】お、恐れ多くも・・・このお方は、今の時代に10代だったら、垢抜けないまん丸ファニーフェース扱いで、大女優になるには、かなりの年月を要するような気がするなあ。むちむちの頃の井森美幸にしっとり感を足したみたいに見えちゃったり。
【中島美嘉】20年前だったら、歌どころか、火曜サスペンス劇場かなんかに出てくる、「ワケあり・嫉妬・横恋慕・逆恨み」系の役にはまっちゃいそう。(美人なだけに)深刻そうに見えるし、痩身が薄幸そうだし、もし少し丸かったら、それはそれで、「痩せたらもっと売れそう」っぽくて哀れだし。拒食症の魔女みたいな魅力が売れるのは、やはり現代だからこそ?
【倍賞千恵子】寅さんシリーズの第1作目を君は観たか?!賠償さん10代の頃と思われ・・・髪の毛がねえ、つやっつやの亜麻色なんですよぉ。汚れなき。可憐。非力。吉永小百合が、皿洗ってる姿の似合う(日常生活を想像しうる)美なのに対し、倍賞千恵子はまるで、バイオリンの発表会の帰りのような美(でも団子屋)。年取ったら倍賞姉妹、双子みたいに似て来たね。
【榊原郁恵】あの時代にデビューして、チャーミングの基準がシフトする前に、芸能界でそれなりの地位というか、居場所を築くことが出来て、本当に良かったと思います。あのねのねとモノマネ番組の司会やって良かった良かった。ちょっと時間軸や縁がずれていたら、桜田淳子や、松本伊代、堀ちえみみたくなってたんでしょうから。
【宇多田ヒカル】お母様の時代だったら、今のようなイロもののキュートじゃなく、国民的美少女だったんじゃないかいな。実物はほっそいんだろうけど、ほかの歌手と並ぶと、むっちむちに見える。舞台衣装はバストのすぐ上か、すぐ下にギャザーのある「デブご用達」ふんわりデザインの服が多い(太ってないのに)。ブーツで足隠してるし。生でもCDと同じ声で歌えているというのが凄い!しっかり食べて健康美を維持して下さい。ちなみに、デブチンとは「Double Chin(二重あご)」のことだとか。トリビア〜ン。
【堀内孝雄】目整形したなあ。いや〜な顔になったなあ。
【中村中】でたぁ。久々の低音&音域狭い、実力派歌手。お見事なスタイルは松任谷由実並みで、五輪真弓のような不気味さで、ライブで一小節ごとに観客orカメラに視線を配る様は、まるで矢野顕子。おまけに年齢不詳の1985年生まれ。40くらいに見えることも。読みは、なかむらあたる。そういえば、小学校時代、小林至(いたる)ってのがいたけど、どうしてるかなあ。
【北島三郎】パンチパーマじゃないのに、パンチに見える。ナインティナインの岡村君と、親子という設定で、何かやって下さい。お願いします。
**********
今年も人体が好き。アナトミー万歳!
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年1月25日号(vol.159)掲載
by tocotoco_ny | 2008-01-24 03:02 | オンナの舞台裏
<< vol.146/言葉<友野コージ> vol.33/昼下がりの旦那さ... >>