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vol.33/昼下がりの旦那さん<buku1905>

■死んじゃうまえってこんな感じ?
仕事が終わって、家に帰りながら思う。
これからも結婚生活が続くかもしれないし、来年で終わってしまうかもしれませんが、
彼女はいったい、何が良くて僕と付き合ってるのだろう?
自分のことを悪くいうのは嫌ですが、
特別格好いいわけでもないし、スタイルが良いわけでもないし、
頭が良いわけでもないし、スポーツが出来るわけでもないし、
歌が上手いわけでもないし、話術が巧みなわけでもないし、
たくさんの給料貰ってくるわけじゃないし、特別優しいわけでもないし。
何が良いんだろ?
と思ったりしたんですが、
訊けばきっと彼女は
「じゃあ、私のどこがいい?」
なんて聞き返すに決まってたりするわけです。
あれか。
まあ、いろいろってことか。
たくさんのことひっくるめて、いろいろってことか。
突き詰めないで、いろいろってことで。
人生いろいろってことで。
人の想いもいろいろってことで。
ビバ!人生ってことで。

■ヘルプ反応。
風呂上り、娘にせがまれて着せ替え人形で遊ぶ。
「パパ、何着せるー?」
「んー、じゃあこのドレス着せるー」
なんて遊ぶ。
・・・。
気がつけば、パンツも穿かない裸の状態で、着せ替え人形なんか握り締めてて
もうこれは立派な変態。
こんな姿見たら親は泣く。(娘は喜ぶ)
今、死んだら葬式出してもらえない。
人生にはいろんな扉があります。
(開けなくても良い扉もあります)

■いろいろ厳禁。
大げさに言ってしまえば
「人生ってものはさ」
なんて感じの話だったりしますが、
きっと人というものは、その歳やその瞬間にしか出来ないことがあると思うわけです。
多くの経験や知識を必要としない行動は、おそらく若いころにしといた方が良いかもしれないし、
歳を重ねてからは考えなしに行動出来なかったりするんじゃないかと思ったりします。
そのとき出来ることをする。
そうすることで、次の時代はより充実するんじゃないかってこと。
20代のときにしか出来ないことをしてきた人は、きっと素敵な30代を迎えているはず。
本題
職場の上司が大変良い笑顔で
「ぶくさんは、羊かんの正しい食べ方って知ってる?」
なんて訊いてきたので、
「羊かんだけに、よう噛んで」
と答えた僕三十九歳男子は、
きっと素敵な40代を迎えるはず。
(久しぶりの更新がこんな感じで、たいへん申し訳なく思います)
(上記原稿は原文にほぼ忠実ですが、紙面の構成上、一部抜粋して発行)
*原文は以下のアドレスへ*
plaza.rakuten.co.jp/dadamore/
2008年1月25日号(vol.159)掲載
by tocotoco_ny | 2008-01-24 03:00 | 2万円でどう?
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