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vol.26■tocotoco local news

ジャイアンツが1990年以来17年ぶり3度目のスーパーボウル制覇
NFL史上初、全く盛り上がらなかったショボイ試合展開にガックリ
vol.26■tocotoco local news_f0055491_17383512.jpg■2月3日(日)、NFL2007シーズンのチャンピオンを決める「第42回スーパーボウル」がアリゾナ州グレンデール、フェニックス大学スタジアムで約7万 1000人の大観衆が見守るなか開催された。試合はジャイアンツが、オープニングドライブからいきなり9分59秒を使ってFGを決め、3点を先制。その後ペイトリオッツのRBローレンス・マローニーがTDを決めて逆転したものの、ダラダラと盛り上がらない最悪なシナリオが続いた。ハーフタイムショーを観ながらも、全くすっきりせずイライラする中、第3Qは両チームとも無得点。こんな面白くないスーパーボウルがあってもいいのかっ!おいっ!八百長か? やっぱ興行モノなのか! と、FOX局に苦情電話をしたい気持ちをも何とかこらえて第4Q突入。ジャイアンツは、TEケビン・ボスの45ヤードレシーブからチャンスをつかみ、残り11分5秒でWRタイリーのTDで勝ち越し(10対7)。いつものリズムが全く取れない(何だか仕組まれている?うさん臭い?)QBトム・ブレイディ(写真左)率いるペイトリオッツは、何とか残り2分45秒にWRランディ・モスのTDで14対10と逆転に成功したものの、残り35秒でジャイアンツのWRプラクシコ・バレスのTDで17得点となり勝利を導いた。ジャイアンツはNFCでは史上初となるワイルドカードからのスーパーボウル制覇を達成。一方ペイトリオッツは、今季初の20得点以下(14得点)となるシーズンワーストで終わり(連勝は18でストップ)、史上2度目となるシーズン全勝の快挙を逃した。第42回の最優秀選手(MVP)には255ヤード、2TD、1インターセプトを記録したジャイアンツのQBイーライ・マニング(Eli Manning=写真右)が輝き、昨年の兄ペイトン(インディアナポリス・コルツ)に続いて、スーパーボウル制覇とMVP受賞を達成した。イーライの右はジャイアンツの監督、トム・コフリン(Tom Coughlin)。vol.26■tocotoco local news_f0055491_17394214.jpg
スーパーボウル史上2番目の高視聴率だったという
ウソのようなホントの話

■調査会社のニールセン社によると、今回の第42回スーパーボウルの全米視聴者数(視聴率は43.3%)は、アメリカテレビ史上2番目の9750万人に上ることが明らかになった。過去最高は83年に放送されたコメディードラマ「マッシュ」の最終回で、1億600万人が視聴したという。スーパーボウルの中では、96年に行われた「第30回/ダラス・カウボーイズ対ピッツバーグ・スティーラーズ」(27対17)の試合で、全米視聴者数9408万人というのがこれまでの最高。今年のゲームは内容はともあれ、これほどTV画面に釘付けになった高視聴率の要因は「残り約30秒での逆転劇」という展開がカギだったとみられ、第4Qの視聴者数は1億人を超える数字がはじき出されたという。ちなみに各企業がFOX局に払うスーパーCM料金は、今年は30秒で270万ドル。とは言え、昨年並みに今年も話題を呼びそうな秀逸なCMは皆無だった。
「スーパーボウル大予想」の結果発表
ユウジさん、ミスターAさん、竹馬さんが的中!
おめでとうございま〜す!

■さて、前号でフットボール好き(ギャンブル狂?)の方々に予想して頂いた今回のスーパーボウル結果の発表です! ラインは「ペイトリオッツ−13/オーバー・アンダー55」ということでした。試合は「ジャイアンツ」が勝ち、ラインの−13点も何のその。無条件でジャイアンツに賭けた人が大当たりです。また両チームの合計得点はジョボイ31点で、ラインの55点よりも大幅に少ないため「アンダー」を予想した人が勝ち。すなわち「ジャイアンツ/UNDER」が的中ということです。今回予想に参加して頂いた8人の中では、ユウジさん、ミスターAさん、竹馬さんの3人が、見事に当てられました。おめでとうございま〜す!来年もがんばってください。
2008年2月15日号(vol.160)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-02-11 17:41 | tocoloco
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