vol.138/パリ、観光旅行。<みぞけん/イラスト・ポスティックス>

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 バカンスに旅立たず(旅立てず)、ほとんどの人々がバカンスに出てしまっているので、仕事もさほど忙しくなく、観光客しか見当たらないパリでのんびり過ごしているとき、友達の誕生日にどこかへいこう計画が出たが、各々の都合より日帰り旅行計画断念。そのかわり、何か特別なことをしようと考えたところ、この機会にパリ観光しようということに決定。普段ぼやーと見過ごしているパリを、観光者気分で楽しもうというものだ。パリに何年も住んでいても、エッフェル塔に登ったことがない、ルーブル美術館に入ったことがないという人は多々いる。あえて観光客が行く場所を巡る、だがそれだけではつまらないということで、常に街の景色が見えるバスで移動しようということになった。観光客の主な移動手段は地下鉄であり、バスはどこに行くのかはっきりしないし、どこで降りていいのかわからないので、敬遠されがち。ここで、パリの交通情報を少し説明。地下鉄は1〜14番線まであり、パリの隅々まで網羅されている。大概地下鉄を利用するだけで用は足りるが、バスを使うことによりもう少し便利になる。バスは20番から始まり96番まである。ちなみに郊外から発着するバスは100番台から300番台まで。不思議なのは、地下鉄は1〜14番まで順番にあるのが、バスは20番から始まるのに、順番通りに番号をつけられていない。20、21番があって、次は24番、次は26番といった具合で、どのような基準でつけているのかは未だに疑問だ。さあ、ここで便利な路線を紹介しよう。27番はサンラザール駅からオペラ、ルーブル、サンミッシェルなどをとおり、13区の方へ抜ける線。38番は東駅からシャトレ、サンミッシェルなどパリの中心を縦断してポルト・オルレアンまで行く線。西はデファンス地区からシャンゼリゼ、コンコルド広場を通ってオルセー美術館に到着する73番。北のクリニャンクール蚤の市からモンマルトル、オペラ、ルーブル、モンパルナスを通る95番などは、観光地も通るので非常に便利な線。今回のパリ観光の僕らのメインは、去年開通したパリの南環状線を走るPC(ペリフェリック)バスが代わり、トラムウェイなったT3だ。何年もかけて出来上がったこのトラム、ほとんどのる機会がなく、今まで一度も乗ったことのない線。景色は大したことはないが、乗り心地はよかった。さあ、パリに観光でおいでの際は、ぜひバスを利用してもらい普段は観光では見られないパリを見て欲しい。
(原文まま)
*掲載号では、誤字、脱字は校正し、編集したものを発行*
2008年8月29日号(vol.173)掲載
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by tocotoco_ny | 2008-08-28 06:07 | ヴェルサイユの鯖
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